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ネットワークHUB

ソリマチの会計王・販売王・顧客王でVPN構築を行う手順

まずこの内容をご説明する前に、私はソリマチ製品の顧客王は利用した事はありましたが会計王と販売王を導入した事がありませんでした。本当に使えるソフト達なのですが導入までの仕切りが高い事からネットでの評判は良くはありませんが「まずしっかり使ってみてから批判してみては?」というのが所感です。

そこで今回はソリマチのソフトでの「ネットワーク版」では、PCが最大3台まで管理が行える「ライセンスパック」と言う名で、4台以上では「LANパック」という名となり、本社や支社という複数の拠点でもVPNを利用すれば1つのデータベースに情報を蓄積ができる環境の構築をクライアント様からご依頼を頂きましたので、備忘録として残しておきたいと思います。

1つのデータベースを2拠点で使用するためのVPNの構築

まず1つのソフトのデータベースを2台のパソコンで管理を行うには最低でもLAN環境が構築されていなければ始まらないという事もあり、想定していたのは以下の図でした。
想定する環境

ですが実際には調査と勉強不足という事もあり、クライアントの環境ではWiFi環境が必要であり、光ルーターがある事でVPN対応ルーターとの二重の構成が必要であり、DDNSは無償が無難で望ましい事であり、想定していた環境とは程遠く、実施には通信が行われるのかは実践してみないと結果が見えない構成でした。

実際の環境

VPN環境は用途によって双方に対応ルーターを置く必要はない

今更ですが今回の場合はVPN対応ルーターは双方に設置する必要はありません。理由は「データベースのアクセスは片道だけで良いから」という事であり、もし双方向でプリンタをFAX代わりに利用したり、本社が支社のパソコンの共有ファイルにアクセスする事があるとすれば双方にVPN環境が必要になる事になります。

また最初の図を観て違和感を感じた方の居るのではないでしょうか。このような片方だけVPN環境を可能にしたのは「OpenVPN」というVPN接続ソフトです。VPN環境に入り込むための仮想LAN環境を構築し、Windowsでならば「ネットワークアダプタ」が一つ増えそこからVPNにアクセスさせる仕組みです。

OpenVPNを使用すればどこからでもアクセスが可能に

これで無料とは世の中便利になりましたね。サイトからクライアントをダウンロードして利用するのですが、詳しい使い方については「現在のVPN対応ルーターは安価で簡易に2拠点間の構築が可能」からの紹介のリンクで詳しく書かれていますので参考にして下さい。

双方のクライアントにOpenVPN方式を導入した例。メリットは特定のパソコンのみ拠点にアクセスができる事で特定の人だけでやり取りが行えるためセキュリティ対策として効果がある。

今回はソリマチのデータベースとなるホスト側にクライアントアクセスするだけで良いのでこの方法は将来を見据えた構築ですのでこれが答えという訳ではありませんし、ネットワークとして最も適した方法があると思われます。次回はこれらで起きた問題の詳細を挙げてたいと思います。

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