苫小牧の社長さんに震災時の様子を聴いてみたら感動したお話

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そば

先日、パソコンの調子がおかしくなったとの事で、苫小牧では知らない人は居ないのではないかという名店、一休そばの本社の事務所にお伺いしてきました。今回はその本社で代表取締役社長となる早川社長とお話をした様子を簡単にご紹介したいと思います。

実はこの早川社長とは5年ほど前からお付き合いがありまして、今ではプライベートの携帯にご連絡を頂けている間柄となっている事から、フランクな対応でありながらも野心家であることから、最新のクラウドネットワークを活用した業務システムを構築したり、社員との打ち合わせもネット会議を率先して行う事で、限られた時間を有意義に使うことに惜しみない姿勢はいつも参考にさせて頂いております。

震災当日に炊き出しを行った理由

一休そばさんにとっても今回の震災は社員さんの安否の確認をとりながらも、電気が繋がらない状態で今出来る事を考えたそうです。その中で最優先に考えたことは「社員のご家族に食事を取ってもらうこと」。ガスや水道は使えるという事で行動を行ったそうですが、飲食店の経営の手腕が試される事態であったことから、「先日出前でしようしていたカレーが使える」など、ひとつずつ利用できる食材を使って実現したそうです。

その中で、「これならば炊き出しが行えるのではないか?」と思いついたのは社員のご家族に食事を提供が行えた事から、一般の方にも提供を行う流れにシフトしたそうです。調理場では慌ただしい状況で調理を行っている一方で、本社では「電気が使えるようになったので、一般の方にも充電が行えるようにしよう」と舵を切り、小上がりの一角を充電スペースにするなどの被災者に食事を摂りながら充電も行えるようにしたそうです。

因みに社長曰く、冷蔵庫の食材は冷気が残っているものを使用したが、イオン店に関してはかなりの打撃であったとの事で、30年間継ぎ足している秘蔵のタレが駄目になってしまったりと、被害に関してはかなりのものであったそうです。つまり今回の炊き出しは「今までご利用して頂いた苫小牧のお客様になにか出来ること」であり、考える事は誰でもできる事ですが、これを行動した企業はほとんど居ないと思っています。

私はこう思います

今回のお話を伺って感動してしまいましたね。震災の様子は以前のブログでも書いたと思いますが、近所で1500円で販売していた居酒屋さんがあったように、その場の利益を優先して震災を利用した商売を行うことも結構ですが、人は「機械」ではありませんので、食事を摂るという事は充電ではありませんので、その温かい地元のソウルフードを食べる事で、その土地に寄り添っている証を感じるという事になるのではないかと思います。

所感ですが、現在の一休そばさん本店は満員御礼の状況で、市民の方もその恩を返している時が来ているのかもしれません。この土地で行きてゆくこと、震災の被害に遭われた方も大変辛い時を過ごされてる時ですが、そんな時は出来れあれば一休そばさんのような店舗でお蕎麦を食べて下さい。

私は10代後半から毎週のように友人と、この一休そばさんのカツ丼と蕎麦を「ソウルフード」として親しんで食してきました。食事が終われば一人の友人はパチンコ屋に行き、一人の友人は自宅でゲームに戻り、一人の友人は近所の本屋さんで立ち読みに行くという、あのゆっくりとした時間の軸の一つに「一休そばさん」があったという事。皆さんにもきっとそのような食事処があったはずであり、なんとなく過ごしている生活に戻れるように、これからも頑張りましょうかね。

がんばろうね!
そば