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iPhoneの液晶交換とガラス交換の違いとは

iPhoneの液晶交換とガラス交換の違いとは

とても分かりにくい2つの修理コース

先日、お問い合わせ頂きましたお客様から「液晶交換とガラス交換の違いとは?」とのご質問を頂きました。今回はこの内容を「あえて」書きたいと思います。

実はこの2種類は元々は無く1種類のみでした。発端はフランチャイズ系列店舗のiPhone修理屋が競合価格の対策として2種類のコースを提示をした事が始まりと聞いております。ですがそもそも「ガラス交換」という言葉に私は今でも矛盾を感じております。

ガラス交換はその場では行えないのが現状

その矛盾と感じる理由として、iPhoneではガラスだけの交換は出来無いということ。iPhoneの液晶パネルは「ガラス+タッチパネル+デジタイザ」が一体となっており、本来では画面が割れた際は必ず液晶パネルを全て交換することになります

これを読んでどう思うでしょう。「え?じゃぁ画面の端っこだけ割れていれば問題ないよね?」と、なりますがOKの店舗もあればNGの店舗もあります。この紛らわしい仕組みには(あくまでも推測となりますが)液晶パネル交換の「回収」というカラクリがある言われております。これは知り合いの某店舗に聞いてみた所「上質なパネルは回収して再利用するので[ガラス交換]という名目でお値引きしている、または有無も言わず回収している他の店舗もあるよ」と言ってました。

つまりガラス交換というコースが適用できる条件は、お客様のiPhoneの液晶パネルで「回収」できそうな傷んでいない品物を再利用を見込んでお値引きしている事になります。因みに当店でも液晶パネルを再利用をしていた事がありました。が、最近では行っておらず理由はリスクの高さとサイクルが悪い事で廃止としました。

大きな店舗であれば自社で数十万もする剥離機と圧縮機を使ってガラスのみを入れ替えて再利用で活用するかもしれませんが、それでも張り替えの成功率は80%らしいです。つまり月に100枚以上の修理を受け持っているのであれば機械の導入を考えますが、人口が少ない地域などでは維持費を含めても現実的ではなく、従来の工場から液晶パネルを仕入れた方がお客様にとっても新品である事が何より良い事だと思っております。

当店が心がけること

何度も書きますが、この2つのコースの違いはお客様にとってはとても分かりにくい内容かと思われます。この私でさえも矛盾を感じる程ですので。ですので必ずしっかりとご説明を行う事をお約束します、ただでさえお問い合わせをするだけでも不安ですもんね。

そしてこの記事を投稿するタイミングで「ガラス交換」と「タッチ・液晶交換」の内容に「液晶に歪み・キズの有無」を各メニューに記載しておきました、これでもしっくりきませんが。ですので当店としてはご来店されて困惑されないようにしっかりと丁寧にご説明を致しますので宜しくお願いいたします。