若者が家電量販店のパソコンを買わず、BTOパソコンを作る理由
学生さんはハイスペックモデルがお好き
今はパソコンの自作が当たり前の時代、自作本からYoutubeの動画まで、知り得る情報は手元で簡単に入手ができます。その中でも学生さんから自作パーツのご相談を受ける事が増えております。
学生さんのお客様曰く「欲しいパソコンが家電量販店にはない、都心のパーツショップに行きたいが車ない」らしく、結果として自身でネットでパーツと品定めしてパソコンを組んでいるとの事。
そんなご相談が最近では修理のご相談よりも増えているのが現状。今回はその学生さんからのご相談の中から気になった事をお伝えしたいと思います。
お客様からトレンドを知る
学生さんにとってパソコンとは「高性能なゲーム機を踏まえたダウンロードマシン」として考え、見た目の良さよりも手入れのしやすさ、容量よりも速度を重視している様子でした。
以前は「1TBのHDDは必要」と言っていた時代から「SSDの240GBが良いですね」とのご意見も。またCPUは以前では当たり前のようにIntelでしたが、最近ではAMDのRyzenに注目が集まっていますね。
需要はどれだけ若者が支持するかによって決まりますので、若者にとって国産メーカーのパソコンはブランドとしては全く興味がなくなってしまった様子。
ハイスペックモデルが流行る理由
学生さんはインターネットを巧みに利用しますので、ネットの情報を元に玄人の選ぶパソコン構成に憧れをもつ傾向にあります。40代の男性が学生の時に車でスカイラインに憧れていたのと似ていますね。
プロレーサーからプロゲーマーに流行が移るなど、インターネットの動画投稿サイトで活躍するゲーマーに憧れて推奨のパソコンを作りたいとご相談を頂いた学生さんもおられます。
まずは形から入るのはアウトドアで言えばスノーボードなども同じかと思いますが、パソコンパーツも良い品物は初心者でも扱いやすい物が多く、操作性の向上を求める理由の1つとしてeSPORTという言葉が盛んになる程に若者にとって使うだけの道具では無くなっているようです。
もう何年もパソコンを使っている人にとっては「パソコンなんてやることあるの?」と思うかもしれませんね。ですが学生さん達にとってはスポーツカーや上質なスノーボードの板を買う感覚で、ハイスペックではないと遊べないゲームがある理由から自作に繋がっていると考えられます。
もし、初めてパソコンを作るのであればLINEでも良いのでご相談下さい。今までお問い合わせ頂いたご相談を参考に委託制作も行っておりますので、パーツを買う前にでもご相談下さいね。