i5でPUBGが快適に動作する環境パソコンを作る
PCを実際に組んでみました
PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)の人気は衰えることを知らず、当店のような北海道の店舗でも全国からかなりの制作依頼やご相談が来ております。
以前に書いた記事でご興味をもって下さり、パーツを購入したものをそのままお送り頂き制作した経緯もございました。本当に楽しい経験でした、この場を借りて、I様とN様とA様にお礼申し上げます。
そして今回、若輩者ですがPUBGにハマりました私もPCを新調することに致しまして、専用機とまでは言えませんが全国のPUBG仲間からのアドバイスを元にintelベースでの構成で組み込みを行いましたので書いておこうかと思います。
パーツ | 品名 |
CPU | intel Core i5 7600 BOX |
マザーボード | H110M-A/M.2 (H110 1151 DDR4) |
メモリ | Panram W4U2400PS-4G (4GBx2枚) |
グラボ | GeForce GTX1050Ti 4GB STORMX |
電源 | KRPW-L5-500W/80+ (500W) |
SSD(M.2) | ASX8000NPC-256GM-C (M.2 2280 256GB) |
M.2用ヒートシンク | HM-19A (チップ用マルチヒートシンク 4個入) |
ケース | BECITE Black |
組み込みにクセはなし
久しぶりに自宅で作業を行いましたので、最低限の工具で行いましたが、組み込みの時間は30分もかからなかったと思います。最近ではCPUファンに最初からグリスが塗られていますので時間の短縮につながりました。
因みにPC制作に慣れると、動作確認が取れて安定動作を確認が出来ましたらある程度の外箱を処分しても良いと考えますが、もし自宅のスペースに余裕があればメーカー保証期間中は外箱はすべて残しておくことをおススメします。
SSDはM.2を採用し、レスポンスの伸びが劇的に向上
今回のSSDではM.2を使い速度の強化を行いました。対応しているマザーボードであれば直接取り付ける事ができ、発熱を抑えるためにヒートシンクも取り付けました。
初めてM.2を取り付けましたがとても簡単ですね、熱対策さえ考慮が行えて、より安価(250GBで16,000円前後で購入)になればお客様にもおススメしたいパーツです。SATAケーブルレスの時代、あまりにもシンプルになりパソコンを組んでいるのか一瞬忘れてしまう程であり、今後はこのような機器が主流となるのですね。ただしマザーボードに直接取り付ける事で雷対策を考慮しないと危険とも感じました。
OSはWindows10、インストール作業としてはUSBメモリから起動して15分程度で終了。ドライバのインストールを含めて30分程度で基本的な作業は完了。
大手パーツショップのBTOより4万程安く、ベンチマーク結果も良好
今回では用途をゲームとして絞り込んだ事で最小限のパーツで構成しi7を入れずとも速度も良く、全体的に構成でカバーしてます。予算が安いからスペックが低くなると思われがちですが、構成をSSDに重点をおくなどを考慮すれば、カタログのスペックでは計れない高速なパソコンを仕上げることが出来ますね。
尚、FF14(紅蓮のリベレーター版)のベンチマークも行いましたが3年前に同価格で自作したPCの1.5倍のスコアを出しております。当たり前と言えば当たり前ですが個人的には想像以上の結果となりました。今回の予算は12万程でしたが、構成を下げるのではなく時期を見て上位機器が値下がりした段階を見極めてからパーツを買い集めても良いと思われます。夏が始まる前に準備するのも良し、逆に欲しい時が買い時でもありますので懐と相談して無理のない自作をおススメします!