先日不思議な案件がありまして、「パソコンのデータ復旧を保険会社で適用して貰える事になりまして、診断とお見積もりをして頂けますか?」との事で、このような案件は異例中の異例である事。
保険会社によりますが、おおまかには火災保険では持ち運べるノートパソコンは補償対象外、そしてパソコンの中のデータは補償対象外、という情報は存じております。
よって、お見積もりを取る前に補償対象の有無をお客様にお伝えするのですが、上記の内容では異例の案件、という事になります。
お客様曰く「ちょっとした事情がありまして、あちら(保険会社)側からの提案なのです」との事で、保険会社はどのような処理をしているのか?と考えましたが、おおよその予測としては本来出せるべき補償だけでは分が悪い事があるのでしょう。
その後、本件の見積書を提示した所、保険会社から「ご提示頂いたデータ復旧のお見積もり金額が、当社としての金額以上でして〇〇〇円程度だと思っておりました」とのご返答を頂いたそうで、後日当店にご連絡を頂く事になりそうなのですが、これは相場を知らずに依頼をされた可能性が高いという事なのでしょうか。
また逆に、この内容がお客様にとって補償出来ない事だったとしても、誠意という形でお見積もりを取られる事を勧めたのかは定かではありません。
後者であればちょっと悪質だと思いますね、と思います。