「ニッパーで切るだけで楽しいのならそれで良いんだよ」
そんな刺さるお言葉を頂けたのは2023年6月11日に苫小牧市内で開催されました「36式模型部」の展示会に特別にご参加頂いたプロモデラーPOOH熊谷さんのお言葉。
キレイに造りたい、精密に造りたい、という気持ちはモデラーとして最初に心がけるものではありますが、プロモデラーからのご意見をお聞きすると、難しい事を抜きにしてまずは楽しめば良いじゃない、というアドバイスを多くお聞きする事があり、今回のお言葉もそうでした。プラモデルだけではなく、ゲームやパソコンにや楽器に至るまで知識や技術がついてしまうと、扱う方に対して偏見が生まれてしまう事ってありますからね。
その中でもプロモデラーは一線を越える何か、を身につけてこそ「プロ」と呼ばれる理由を感じられる作品が並べられておりました。
例えば今回のプラモデルを拝見させて頂くと、ルパン三世 カリオストロの城のシーンの細かい描写を見事に再現しているのが分かります。撮影した箇所では全て伝わらない事がありますが、灰皿が「しけもく」でいっぱいになっている様子、窓ガラスが割れて破片だけではなく木や葉っぱが入り込んでいる様子、次元が劇中に「このタイヤ、丸坊主じゃねえか」とのセリフを吐くシーンを再現するためにタイヤも後輪の一部を削りツルツルになっている様子まで再現されておりました。
これらの制作の様子が気になる方はPooh熊谷さんの動画でその凄さを実感して下さい。
このこだわりを突き詰めてゆくことでよりリアルでより精密な造形を生み出し、私達の目に驚きと感動を与えて頂ける存在が「プロモデラー」なんですね、すごい。
その他にも「日産 スカイライン 2000 RS-Turbo(R30)」動画での制作風景もあります。
ランボルギーニ アヴェンタドール「1/18 FX MODEL LB Lamborghini Aventador Gloss Black Monster」動画での制作風景もあります。
「M1A2 エイブラムス TUSK1」これも制作風景を動画で公開されております。
お時間ギリギリにお伺いさせて頂きましたので、全ての作品をじっくり見る時間がありませんでしたが、全てが私の脳みそに響き渡る作品ばかりで興奮しっぱなし。
躍動感がハンパないジュアッグ。
個人的に大好きなレッドウォーリアがかっこよすぎる。
個人的に模型屋で欲しいと思っっていた「PLAMAX ゴッズオーダー GO-01 神翼天空騎士 ユリ・ゴッドバスター」の作品、これも素晴らしい。
そして最後に、Pooh熊谷さんも参加される2023年6月17日と18日の2日間に開催される、アーリーチョップさん主催の「ザ・チョップテン」。超有名モデラーさん達7名が集う展示会との事でお伺い出来れば行きたいと思っております。
最近パソコンにまつわる記事出してないのはご愛敬という事で