就寝しようかと思った深夜。
自室のパソコンで趣味であるゲームを遊び終え、電源を落とそうかと思った時にiPhoneを見ると何件もの着信履歴。これはiPhoneの設定で深夜は通話があった場合でも着信音が鳴らない状況となるのですが、音が鳴る。
慌てて電話に出る、すると深夜にあるにも関わらず大声で
「パソコンの画面から変な電話番号が出ているのです!ここに電話した方がいいのでしょうか!?」
どうやら私は転送電話をOFFにしていなかった様子。
因みにこのお電話先のお客様は初めてではないのです。過去にサポート詐欺に遭った言わば免疫が付いている事から「この050と書かれている番号に電話をした方がいいのでしょうか!?」という言葉を発する心境は穏やかではない様子だと感じました。
落ち着いてください、そしてお電話には絶対にしないで下さい。
そう伝えるとお客様は「でも画面が閉じないのです、そこでこの表示されている番号をスマホで検索してみたのですが・・・」と仰り口篭もる。ご本人も理解してらっしゃる、でも解消出来ない、その解消方法を深夜の0時50分に電話をする程までに。
そこで詳しくお聴きすると、全てのキーボード操作が聞かない状況となっているらしく、サポート詐欺業者の手法もどんどんと進化している様子。現地で確認が取れない事から強制的に電源を落とす指示しか出来ない状況であった事から、その操作のお願いをした後は問題は解消された様子。
「深夜にすみませんでした」
たまたま転送電話をOFFにしていなかった私の責任、とはいえお客様には営業時間外にはお電話に出られない事があると伝えなければなりませんでした。定休日の出来事、布団に入った時に皆それぞれの生活を過ごしているんだな、と考えに耽る夜でした。