
もう手書きのメモには戻れないかもしれない
最近、自分でも驚くような体験をしてしまいました。
きっかけは「Gemini 3.0」。
発表された直後は「へぇ、またすごいのが出たな〜」くらいの感覚だったんですが、実際に触ってみたら……いや、もう戻れません。
PC修理屋として日々お客様と話していると、ヒアリングの途中で「この場で簡単に資料化できたらいいのに」と思う瞬間があります。今までは手書きのメモを取りながら、後からパソコンでまとめて、印刷して……という流れ。これ、意外と時間と手間がかかるんですよね。
ところがGemini 3.0、声で話すだけで、勝手に文章化して、しかもマークダウン形式で“資料の土台”まで作ってくれるんですよ。最初に試したときは正直、鳥肌が立ちました。
ヒアリングしながら“その場で資料生成”という革命
お客様の前で1分あれば形になる
これは実際にあった、とあるお客様とのヒアリングの内容です。
・Battlefield 6とArk Legendsを遊びたい
・Ryzen 7 5700X
・GeForce RTX 5070
・メモリ 16GB
・SSD WD Black 1TB
・電源 850W
・ケースは「かっこいい系」でおまかせ
・CPUクーラーはケースと同じメーカーで揃えたい
この内容を、私がマイクに向かってバーッと話すだけで、Gemini 3.0は全部きれいに整えてくれるんです。しかも「マークダウンで書いて」とお願いすると、ちゃんとスライド資料のように区切って整形してくれる。
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marp: true
theme: gaia
class: lead
paginate: true
backgroundColor: #fdfdfd
color: #333
style: |
section {
font-family: 'Helvetica Neue', Arial, "Hiragino Kaku Gothic ProN", "Hiragino Sans", Meiryo, sans-serif;
}
h1 {
color: #0066cc;
}
table {
font-size: 24px;
}
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# ゲーミングPC 構成のご提案
## ~重量級タイトルを快適に楽しむために~
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## 🎯 ヒアリング結果:プレイしたいゲーム
お客様がこのPCで「最も楽しみたいこと」を重視し、
以下のタイトルに照準を合わせて構成しました。
1. **Battlefield 6**
* 大規模な戦場描写とリアルな破壊表現
2. **Ark Legends**
* 広大なオープンワールドと美麗なグラフィック
👉 **どちらも非常に高いPCスペックを要求する「重量級」タイトルです。**
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## ⚙️ ご提案スペック構成
予算と性能のバランスを考慮した構成です。
| パーツ | 選定内容 | ポイント |
|:---|:---|:---|
| **GPU** | **GeForce RTX 5070** | 最新ゲームの映像美を表現する心臓部 |
| **CPU** | Ryzen 7 5700X | コスパ重視のモデルを選定 |
| **SSD** | WD 1TB | 高速ロードで快適なゲームプレイ |
| **RAM** | 16GB | ゲーム推奨環境をクリア |
| **電源** | 650W | 安定動作を支えるユニット |
| **ケース** | デザイン重視 | 見た目にもこだわった「かっこいい」外観 |
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## 💰 お見積り概算
**ご予算:21万円~ **
### 💡 この構成のメリット
* **グラフィック性能特化**:
予算の多くをGPU(RTX 5070)に割くことで、BF6やArkの最高画質設定を狙います。
* **将来性**:
1TBのSSDを搭載しているため、今後ゲームが増えても安心です。
* **所有感**:
ご要望の「かっこいいケース」で、デスク周りを彩ります。
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# ご検討よろしくお願いいたします
お客様のゲーミングライフが
最高のものになるようサポートいたします。そして、それを Marpに上記のコードをコピペするだけでスライドショーが完成します(実際に試してみてください)
これ、やばくないですか?PDF化してそのままお客様にお渡しすることも可能。ほんの1分の作業ですよ、1分。
視覚資料の威力は思った以上に大きかった
“話すだけ”のヒアリングが“伝わるプレゼン”に変わる瞬間
面白いのは、これをお客様の目の前でやると 「あ、なるほど!こうなるんですね!」 と納得感がぐっと上がるところ。
やっぱり視覚情報は強力です。特にパーツ構成の説明は専門的になりがちなので、文章+スライド形式になると理解度が段違いに上がります。
しかも、こちらとしても後から資料を作る負担が0。これは仕事の流れが1つ変わるレベルです。
購入ヒアリングだけじゃない。
トラブル報告や調査結果にも応用できる
さらに面白いのは、これは購入相談だけじゃなく トラブル発生時のレポートにも使えるという点。
これらを話すだけで報告書が即完成。「後日まとめて提出します」ではなく、来店中に“形”を作って見せられる。これは大きな武器になります。もちろん、急ぎで作るわけなので多少誤字は出るかもしれませんが、それでも 時間と効果のバランスが圧倒的に良い。
まとめ:これは“ただのAI機能”ではなく“業務フローの改革”
現場の人間だからこそ、この価値は大きい
Gemini 3.0のマイク入力+マークダウン出力の組み合わせ。これは間違いなく、現場の作業を軽くしてくれる革命です。
「手書きメモで終わっていたヒアリングを、1分で資料化できる」
これだけで、
今後は当店でも積極的に使っていくつもりです。新しいパソコン相談も、トラブル調査も、説明が必要な場面はほぼ全部カバーできます。
いやぁ……すごい時代になりましたね。正直ワクワクが止まりませんねぇ。















