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模型塗装の悩みを数値化する。Paint Build Editorという自己満ツールの現在地

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正直に言います。今日もまた、「前に進んだと思ったら一歩後退して、結局また前に進んでいた」そんな一日でした。

何かひとつ完成すると、「ここ、まだ直せるよな」「実際に使うと、ここ要らないな」と、どうしても手を入れたくなってしまう。

これはもう性格ですね。そして気づいたら、一日が終わっている。でも、実際に自分で使ってみたからこそ、ようやく「これは意味がある」と思える形に近づいてきました。

管理したかったんじゃない。今、混ぜたかった。

最初に作ろうとしていたのは、「塗料を管理するアプリ」でした。

でも実際に塗装を始めると、本当に欲しかったのはそこじゃなかった。

  • 今、この色を
  • どれくらいの量(ml)で作るのか
  • そのために どの塗料を、どれくらい混ぜるのか
  • さらに シンナーはどれくらい入れるのか

比率(%)だけじゃなく、具体的な数値が欲しかった。ここを徹底的に作り直しました。

調色シミュレーター

この画面が、今回いちばん大きく手を入れた部分です。スライダーで各塗料の配合比率を調整するのですが、今回新たに追加・強化したのが 「微量」チェック です。

微量とは何か?

  • 全体の比率計算には含めない
  • でも「数滴だけ足す」ような塗料

これを表現するための仕組みです。実際の塗装では、「ほんのちょっとだけ色味を振りたい」という場面が必ず出てきます。

その“感覚的な調整”を、数値とレシピとして残せるようにしました。さらに画面下部では、

  • 作成する総量(例:13.5ml)
  • 各塗料の使用量(ml / 滴換算)
  • エアブラシ用・筆塗り用の希釈量

これらが 一発で分かる ようになっています。ボトルに移すとき、「どれくらい計量すればいいか」で迷わなくなります。

気づいたら、データベース地獄にいました

もうひとつの大問題。

塗料が足りなさすぎる。

ということで、腹をくくりました。今回収録した塗料データベースは、合計720アイテム です。

収録メーカーとアイテム数

ブランド名収録アイテム数(概算)
Mr.HOBBY(クレオス)224
GAIANOTES(ガイアノーツ)163
Vallejo(ファレホ)100
CITADEL(シタデル)100
TAMIYA(タミヤ)89
Finisher’s(フィニッシャーズ)44
合計720

正直に言うと、ここが一番しんどかったです。

在庫管理

これが在庫管理画面です。持っている塗料を、+ / − ボタンで増減させるだけ。

  • 在庫数を一撃で調整
  • 所持している塗料は色付き表示
  • 「持っている/持っていない」が一目で分かる

制作中に「あ、この色もう無いな」と思ったら、その場で −1。次に必要な塗料は、自動的に「買うもの」として抽出されます。

QRコード(レシピラベル用)

こちらは 調色レシピをQRコード化 したものです。

  • 印刷して
  • ハサミでカットして
  • ボトルや小瓶に貼り付ける

あとはスマホでQRを読むだけ。

  • 何を
  • どれくらい混ぜて
  • どんな希釈で作ったのか

一撃で再確認できます。「この色、前に作ったけど…何混ぜたんだっけ?」という事故を、完全に防ぎます。

印刷したラベルを読み込んだ所

買い物リストPDF

こちらは 買い物用PDF です。在庫状況をもとに、今回の制作で足りない塗料だけを一覧化してPDF出力します。模型店・プラモデル屋さんに行くときは、この紙を持って行くだけ。もうメモ帳も、スマホのメモアプリも要りません。

QRコードで読み取れる版もあるよ

正直、これは 自己満ツール です。

「これ、使う人いるのかな?」
今でも、たまに思います。

でも同時に、自分が不満だったところを、全部潰したツールでもあります。だからこそ、同じように塗装で悩んでいる人には、ちゃんと刺さると信じています。

公開について(暫定)

現在は 最終調整中の暫定版 です。公開は 数日後〜今週中 を予定しています。

  • 本体ソフト:無料配布
  • データベース:有料(720色収録)

詳細な配布方法・価格については、改めてブログでご案内します。正直、「わけのわからないおっさんが作ったアプリ」です。でも、

  • プラモデルが好きな人
  • 塗装で毎回悩んでいる人

そんな方の“考える時間を減らす道具” にはなれたと思っています。もしよかったら、ぜひ一度、触ってみてください。