一体型パソコンが市場から消えそう
国内では2社しか発売されていない様子
最近の家電量販店を見ると海外製のメーカーが増え、デスクトップパソコンの種類も一体型から分離されたモデルが多く見かけるようになりましたね。市場のニーズがノートからタブレットに推移し始めたのを皮切りに、デスクトップの立ち位置が少しずつ後ろに流れている状況です。
国内ではNECと富士通が新モデルを発表し、個人的には是非とも出し続けて欲しいと思うところでですが購買意欲に繋がる地デジなどのテレビ機能や高音質のハイレゾ機能は出し尽くした感があります。ではそもそも一体型がウケない理由はどこにあるのでしょうか、少し考えてみました。
壊れたら終わり
最近では薄型の一体型を販売を続けているNECを見ると、高級感もあり据え置き機としては一体型の最終形態とも言える出来です。ですが薄いことで倒れて液晶が割れるとノートパソコンより損傷は大きく、修理にもかなりの費用がかかると予想されます。
ネットの掲示板でも「壊れたら終わり」とも言える理由は一部の機能が損傷するとすべてが使用できなくなる不便さがあるとの声も多く聞きます。ノートパソコンでも同じことが言えますが家電量販店に持ち込む労力等がハンパではない事から嫌煙され選択肢から外れてしまっているのではないかと思われます。
配線が少なく利便性に富んでいる事は大事
ネガティブな要素を書くだけ書きましたが、かなりの省スペースである事は間違いありません。画面が大きく作業に集中したい方、目が悪いので大きな文字でパソコンを操作されたい方にとってはかなり魅力的であると感じます。
また配線も少ない事から電源コード一本でプリンタやマウスやキーボードはワイヤレスの時代ですので小さな机でも置くことができ、うっかり飲み物をこぼしてもノートパソコンの様な心配事が減りますよね。
必然的にハイスペックになりがちなので高額になってしまっているのは残念ですが、テレビとしてだけでも利用価値があるのであれば末永く使えるという意味では意外にネットだけ利用されるノートパソコンよりも価値があります。
海外製の一体型はおいしいとこを取りすぎ
HPで販売している一体型パソコンはタッチパネルでSSDを実装とまさにおいしい所を凝縮したモデルが人気です。
YouTubeを観ているときに一時停止ボタンを指でタップをしたり、高速なSSDですので起動や終了も速く、HDMIケーブルを別モニタで二画面出力など魅力ある機能が満載でかなり売れているようです。
大半の方は2代目以降のパソコンである事と考えればアプリケーションは沢山入っていない事が望ましく、シンプルな構成で多機能な海外メーカーは価格面も配慮されておりますのでおススメです。
国産パソコンもそうなって欲しいですね、初めて使う方には沢山のアプリを押し付けるよりDVDの教材を付けた方が喜ばれるのではないでしょうか。