中国の旧正月(春節)の影響でグラボの値上がりがヤバイ事に
いやいや・・・ちょっと値上がり過ぎではないですかね、本年度に入りますます値上がりが続くグラボ(グラフィックボード)ですが、昨年の12月の最安値と比較をすると1万円もアップとなっております。これってヤバくないですか?
人気のミドルクラスが品薄に
自作PCを組む気にはなれない価格が市場で飛び交ってる様子、ミドルクラスのGTX1060が4万円台到達しそうな勢い、これはどう足掻いても値下がりは当面は期待できそうもありませんね。だからと言って訳の分からないメーカーのグラボは信用にならない事からどんどん価格は高騰してゆく状況です。
「購入制限は3月中旬まで……!? 枯渇が続くグラフィックスカード」というITMediaさんの記事でもあるように、現在品薄な理由が中国の旧正月の影響もあると言われおり、サプライヤー(商品製造業者)はてんてこ舞いな状況です。
つまり今回の事態は、「中国でチップの製造を2週間お休みする」事で品薄となり「スマホにチップを供給しまくっている」事でメモリ価格が高騰しているというのが現状、これが1万円もアップした理由であり当面は在庫不足が続きそうなのが心配な所です。
価格の伸びは限定的とのこと
これはメモリのチップセットの内容とはなりますが、DRAMeXchangeの情報では「近年、中国は国内需要と輸出需要に支えられている最大の輸入先である。したがってサムスンは中国の意見を尊重し意見を述べなければならない」との記述があるように、サムスンは中国から大量に仕入れを行っている事から対話は十分に行えているとは思いますが、これらの文面ではサムスンが買い手の立場から強気になっているのを抑えて交渉する事が望ましいのでは?、とも捉えられます。
また「価格上昇は限定的である」との情報もあり、サプライヤー側が価格を調整する方向も提案として挙がっておりますが、これはこれで少し現実的ではない気がしますが3月以降は緩やかになる事を願いつつ、当面の間はメモリに関連する商品は購入を控えつつ、新製品のタイミングには何卒値下がりの傾向でお願いしたい所ですね。