7月上旬に突如登場したASRock製のオンボードCPUマザーボードが、カカクコムのマザーボード販売ランキングで一位となっております。
因みにこの記事を書いている段階(2023年7月14日)では全てのECサイトで品切れ中の状況に・・・いや、これは流石に売れすぎでしょ?
何故このマザーボードが売れに売れているのか、それは「ファンレスCPUなのに高速」であるという事、ついでに「低電圧(TDP 6W)」だという事、そして極めつけは「低価格」であるという事にあります。
逆に、こんなコスパの良いマザーボードが盛り上がらない訳が無い。その理由は「Intel CPU N100」にあるのですが、このCPUが凄いのなんのって。なにせ処理速度は6年前のIntel i5相当の処理速度なのですよ(シングルコア、マルチコア含めて)。
私もN100には満たないCPUが搭載されているPCを4ヶ月前に購入しましたが、これが非常に快適。店頭の受け付け用として設置しておりますが、電源を落とさなくても一ヶ月の電気代は僅か10円程度なのでずっと24時間放置してります。
これで「Intel CPU N100」が搭載されているマザーボードが売り切れる程までの人気である事にご理解頂けたかと思いますが肝心な事をお伝えしておくと、このマザーボードの電源がDCジャックとなっている事。
これは19V対応の60Wの電源アダプターであれば問題ないとの事で、富士通のアダプタが手元にあればそれを流用し、無ければ互換アダプターを購入するしかなさそうです。
これに、1枚のメモリとSSD m.2を装着する必要があるので試算するとざっくり4万円以下で、WebブラウザやExcelやWordなどの入力作業はもちろん、動画の視聴もサクサクと行えるコンパクトなPCの完成です。
もし、もっとコストを下げて欲しい方は完成品がオススメ、3万円以下で購入出来ますがゴリゴリの中華製ですので耐久性は皆無。
またマザーボードを購入する場合はOSのライセンスも必要なので、既存の部品がある方にはオススメします。在庫復活したら買っちゃおうかな、きっと買っちゃうな。