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デジタル遺品のご相談

「どうすればいいか、わからないまま」で構いません。

故人が使っていたパソコンを、どうするか決められないまま置いている。そのような状態からのご相談を承っています。状態を確認するだけでも構いません。決断を急かすことはありません。

はじめに:ご相談と状態の確認だけでも承ります。その場で何かを決めていただく必要はありません。

売却や処分を無理におすすめすることは、一切ありません。「どうしたいか」が決まってから、一緒に進めます。

パソコンの中に写真が入っているはずなのに、触るのが怖くて手が出せない。ログインできないまま、一年以上そのままになっている。個人情報が入ったまま処分するのは、なんとなく怖くて決断できない。そうしたご相談を、これまで何度も伺ってきました。

店長
店長
私はパソコンの修理屋ですが、このご相談を受けるたびに思うのは、これは技術の問題であると同時に、気持ちの問題でもあるということです。売ってほしいわけでも、急いでほしいわけでもありません。「どうしたいか」を一緒に整理するお手伝いをしたい、それだけです。

こんなご相談が届いています

実際に伺ったご相談です。内容は一般化しています。

「父のパソコンにパスワードがかかっていて、開けないんです」

お父様が亡くなって数か月後、旅行の写真がパソコンに入っていることに気づいたものの、起動するとパスワードの画面が出て先に進めない。「修理屋に持っていくのも気が引けるし、見られたくないものもあるかもしれない」と、ためらっておられました。

まず状態を確認し、できることをご説明したうえで、写真フォルダだけを外付け HDD にコピーしてお渡ししました。

「母のパソコンを処分したいが、個人情報が入ったままで不安」

お母様が入院中から使えなくなっていたパソコンです。遺品整理の業者から「一緒に引き取ります」と言われたものの、データが入ったまま他人に渡すのはどうしても気になる、とお立ち寄りくださいました。

起動を確認したうえでデータの消去を行い、消去が完了した記録をお渡ししました。

「電源が入らないが、中の写真だけでも取り出せるか」

亡くなったお祖父様が長年使っていたパソコンで、電源ボタンを押しても何も起きない状態でした。修理は必要ないけれど写真だけは残したい、というご希望です。

内部の記憶装置を取り出して確認したところ状態は正常で、写真と動画をまるごと USB メモリにコピーできました。

メモ:必ず解決できるとはお約束できません。状態を見たうえで、できることとできないことを正直にお伝えします。

ピシコでできること

「まず確認だけ」でも構いません。状態を見たうえで、できることとできないことをお伝えします。

  • 起動・動作の確認電源が入るか、動くかを確認します。
  • 写真・動画の救出USB メモリや外付け HDD に取り出してお渡しします。
  • メール・連絡先の確認メールソフトや連絡帳の内容を確認します。
  • 記憶装置の診断SSD・HDD の状態を専用のツールで確認します。
  • データの安全な消去個人情報が残らないように消去します。
  • 修理できるかどうかの判断修理の費用と期間もあわせてご説明します。
  • 選択肢の整理残す・修理する・保管する・処分するなど、状況に合う形をご提案します。
  • 状態の記録確認した内容を書面でお渡しします。

「売る」だけが選択肢ではありません

選び方どうなるか
修理して、使い続ける動く状態に戻して、ご家族のどなたかが使い続けます。思い出のある本体をそのまま残せます
データだけ残して、本体は処分する写真やデータを救出してから安全に消去し、処分します。もっとも多いお選びです
今はまだ決めない状態だけ確認して、そのままお持ち帰りになる形です。決断を急かすことはありません
消去して、まるごと処分する個人情報が残らないように消去したうえで、処分の方法をご案内します
どれを選ぶかは、状態を確認してからで大丈夫です。

思い出を、形に残す

パソコンの中には、旅行の写真、お孫さんとの動画、書きためた日記や手紙など、故人の記録が眠っていることがあります。処分する前に、一度だけ中を確認してみませんか。あとになって「取り出しておけばよかった」というお声を、たびたび伺ってきました。

  • 思い出の USB写真と動画をまとめてお渡しします。
  • 写真の整理年代の順に整理して保存することもできます。
  • 古い形式の動画今のパソコンでは開きにくい形式のものも、含めて救出します。
  • そのあとの保管救い出したデータを安全に保管する方法もお伝えします。

メモ:記憶装置が傷んでいる場合、取り出せないデータがあります。取り出しの考え方はデータ復旧の説明もご覧ください。

ご相談の流れ

どの段階でも、ご確認とご了承をいただいてから次へ進みます。こちらから勝手に作業を進めることはありません。

  1. ご連絡・ご相談LINE かお電話で、状況をざっくり教えてください。何を話せばよいかわからなくても大丈夫です。パソコンの型番も要りません。LINE なら、文章でゆっくり送っていただけます。ご来店は原則予約制ですので、日時はこのときに一緒に決めましょう。
  2. お持ち込み・状態の確認パソコンをお持ちください。電源が入らなくても構いません。まず、どんな状態かを見るだけです。この時点では何も決めなくて大丈夫です。
  3. 状況のご説明確認した内容を、専門用語を使わずにご説明します。できること、できないこと、費用の目安を正直にお伝えします。
  4. 選択肢のご提案データの救出・消去・修理・保管など、状況に合う選択肢をいくつかご提案します。どれを選ぶかは、お客さまが決めてください。
  5. ご判断のあとに作業、またはお持ち帰りご了承いただいた内容だけを進めます。「今日は持ち帰って、考えてから連絡する」でも構いません。

データの扱いについて

「勝手に中を見られてしまうのではないか」と心配される方は多く、当然のことだと思います。頼まれていない場所は開きません。写真を確認する場合も、ここを見てよいかを必ずお聞きしてから進めます。

  • 作業に必要な範囲を超えて、データを閲覧・開封しません。
  • 写真や文書の内容を、業務の外で参照することはありません。
  • 作業の内容を記録し、ご依頼者にお見せできる状態にします。
  • データの消去は、ご希望の方式(上書き消去など)で行います。
  • 作業の前に、範囲と内容についてご同意をいただきます。
  • 第三者へのデータの提供は、一切行いません。

費用について

作業の前に必ずお見積もりをお伝えし、納得していただいてから始めます。あとから追加料金がかかることはありません。データの取り出しや消去の金額は料金表に載せています。

メモ:原因を調べる診断や検査には、そのあと作業をしない場合でも所定の料金がかかります。料金の決まり方は料金表のページにまとめています。

先にお伝えしておきたいこと

ここ、見落としがちです:パスワードや暗号化の状態によっては、中のデータに触れられないことがあります。できるかどうかは、実物を見てからのご説明になります。

  • 故人との続柄(ご家族・ご親族であること)を確認させていただく場合があります。
  • Windows のログインパスワードの解除を、必ずお約束できるものではありません。
  • BitLocker などの暗号化が設定されている場合、データの取り出しができないことがあります。
  • 記憶装置が物理的に傷んでいる場合、救い出せないデータがあります。
  • 電源が入らない、水に濡れた、落としてしまった場合も、まずはご相談ください。できることを正直にお伝えします。
  • 作業後のデータの内容について保証はいたしかねますが、作業の前に必ずリスクをご説明します。

ご相談の方法

決断してからご連絡いただく必要はありません。「こういう状況なんですが」だけで十分です。

  • LINEメッセージは 24 時間受付。文章でゆっくり送っていただけます。返信は 月〜土 9:30〜19:00 です。LINE を開く
  • 電話0144-72-6767。受付は 8:30〜19:00(日曜定休)です。電話をかける
  • オンライン予約24 時間受付。ご来店の日時を決めてからお越しになりたい方へ。空き状況を見る

店舗は 北海道苫小牧市豊川町2丁目3-15 です。当店は原則予約制です。店主ひとりで営業していて、ほかのお客さまの対応中や出張サポートで店を空けていることがあるため、ご来店の前にご予約かご連絡をお願いしています。はじめての方ははじめての方へ、道順はアクセスのページもご覧ください。