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パソコン修理・設定

症状の奥の「原因」から、直します。

起動しない、遅い、データが消えた。見た目は同じ症状でも、原因はパソコンごとに違います。テスターや顕微鏡で原因を突き止めてから、直すか、買い替えるかを一緒に決めます。Windows・Mac どちらも対応しています。

症状から探す

当てはまる症状を選ぶと、このページの中の説明に移ります。

故障の修理(電源・画面・部品)

要点:電源が入らない、画面が映らない、キーボードが効かない。部品の交換から、基板のはんだ付けまで店内で行います。

基本診断は 3,300 円(そのまま修理をご依頼いただいた場合は無料)。分解や詳しい検査が必要なときは、作業の前に料金をお伝えします。

パソコンの故障は、見た目の症状だけでは原因が決まりません。「電源が入らない」ひとつをとっても、AC アダプターの断線、本体の電源回路の部品の故障、保護回路が働いたまま戻らないだけ、とまったく違う原因が考えられます。当店はテスターで電圧を測り、顕微鏡で基板の割れや焦げを確かめて、原因を突き止めてから直します。

よくある故障と、中で起きていること

症状考えられる原因主な対応
電源が入らないAC アダプター・電源回路の故障、保護回路の作動放電で切り分け、電圧の測定、部品やコネクタの交換
画面が映らない・割れた液晶パネル・映像ケーブル・グラフィック(GPU)外部モニターで切り分け、液晶パネルの交換
キーボードが効かないキーボード本体・接続ケーブルキーボードの交換(固定の方式で難しさが変わる)
突然落ちる・熱い・うるさい冷却ファンの劣化・ほこり・CPU グリスの乾き清掃、ファンの交換、グリスの塗り直し
基板の部品の故障コンデンサの劣化・コネクタの破損基板のコンデンサ・コネクタの交換(はんだ付け)
同じ症状でも原因は 1 つとは限りません。切り分けてから対応を決めます。

用語:放電とは、電源ケーブルやバッテリーを外して本体の中に残った電気を抜き、保護回路の誤作動を解除する作業です。電源まわりの一時的な異常なら、これだけで戻ることがあります。手順はメーカーごとに違います。

パソコンの放電は長押しではない|メーカー別手順と効かない症状

液晶パネルの交換

ノートパソコンの液晶パネルは、パソコンの型番だけでは中のパネルの型番がわかりません。一度分解して、パネルそのものの型番を確かめてから取り寄せます。国内に在庫があれば 7 日以内、海外からの取り寄せなら 2 週間ほどで部品がそろい、届けば交換はその場で行います。くわしくはノートパソコンの液晶交換についてのご案内をご覧ください。

キーボードの交換

最近のノートパソコンは、キーボードがプラスチックのリベットで本体に固定されている機種が増えています。この方式は取り外すときにリベットを壊すため、交換に手間と時間がかかります。一部のキーだけの不調なら、外付けのキーボードで済ませる選択肢もあります(キーボードが壊れたときの現実的な対処法)。

ブルースクリーン・突然の再起動

画面が青くなって止まる(ブルースクリーン)、勝手に再起動する。こうした症状は、メモリや記憶装置の不良、ドライバー、熱など原因の幅が広く、1 回の症状だけでは決めつけられません。Windows に残る記録(イベントログ)とエラーの種類から、原因を絞り込みます。来店前に無料の PC 診断ツールを使っていただくと、その記録をまとめて、ご来店のときにお伝えいただけます。

データ復旧

要点:パソコンの HDD・SSD、USB メモリ、SD カード、外付け HDD から、写真や書類を取り出します。症状によっては、数時間から当日中に終わることもあります。

料金の目安は、論理障害 22,000 円〜、物理障害 55,000 円〜、BitLocker で暗号化された記憶装置 33,000 円〜(検査を含む・税込)。NAS や RAID はお見積りです。

「もう無理かも」と思った媒体からも、取り出せるデータは意外と残っています。ただし、取り出せるかどうかは、壊れてから持ち込まれるまでの扱い方で大きく変わります。

論理障害と物理障害

種類状態よくある例
論理障害記憶装置は動いているが、ファイルの目次(ファイルシステム)が壊れている誤って消した、フォーマットしてしまった、「フォーマットする必要があります」と出る
物理障害記憶装置そのものが壊れているカチカチと異音がする、認識したり消えたりする、落とした・水に濡れた
論理障害か物理障害かで、取り出し方も料金も変わります。

やってはいけないこと

どれも「やった直後は、うまくいったように見える」のが怖いところです。

  • 「フォーマットしますか」に「はい」を押す新しい目次が書き込まれ、元の手がかりを失います。この表示は、中身が消えたという合図ではありません。
  • chkdsk や修復ツールをかけるファイルシステムのつじつまを合わせる道具で、データを守る道具ではありません。記憶装置に書き込みます。
  • 異音がする記憶装置に通電し続けるカチカチという音は、中の部品が物理的に壊れかけている合図です。通電するほど取り出せる量が減ります。
  • そのまま使い続ける・復元ソフトを同じドライブに入れる消えたファイルがあった場所に、新しいデータが上書きされていきます。

取り出すまでの順番

  1. 止める電源を切り、それ以上その記憶装置を使いません。
  2. 短く確かめる異音・発熱・認識の状態を見て、論理障害か物理障害かの見当をつけます。
  3. 丸ごと退避する読めるうちに、記憶装置の中身をまるごと別の媒体に写し取ります(クローン・イメージ)。
  4. 写したものから取り出す元の記憶装置には触らず、写したほうからファイルを探して取り出します。

深掘り:SSD の復旧が HDD より難しい理由 SSD には、消したデータの場所を内部で自動的に消去する仕組み(TRIM)があり、HDD のように「消したけれど、まだ残っている」状態が長く続きません。中のデータを暗号化して記録する製品もあり、制御チップが壊れると取り出しがとても難しくなります。消してしまったと気づいたら、すぐに電源を切ってください。

メモ:異音がする HDD の分解のように、専用の設備が要る重い物理障害もあります。状態を見たうえで、当店で対応できるかどうかを正直にお伝えします。取り出せなかった場合も、診断や作業の料金はかかります。

データ復旧でやってはいけないこと。静かな合格点に注意

SSD 換装・メモリ増設(高速化)

要点:起動に何分もかかるパソコンも、HDD から SSD に替えるだけで見違えることがあります。買い替えを考えている方も、一度ご相談ください。

SSD 換装 11,000 円〜、メモリの交換・増設 3,300 円〜(工賃・税込。部品代は別)。

古いパソコンが遅くなる大きな原因のひとつが、記憶装置の HDD です。HDD は円盤を回してヘッドという部品で読み書きするため、小さなファイルをあちこち読む Windows の起動やアップデートが苦手です。電子部品だけで読み書きする SSD に替えると、この待ち時間が大きく縮みます。

HDD と SSD の違い

項目HDDSSD
読み書きの仕組み回転する円盤をヘッドで読むフラッシュメモリを電気的に読む
読み込みの速さ毎秒 100〜200MB ほどSATA で毎秒 550MB ほど、NVMe で毎秒 3,000MB 以上
衝撃弱い(動作中の落下に注意)強い
壊れる前の兆し異音や遅さなど、兆しが出やすい前触れなく突然読めなくなることがある
速さは連続して読み込むときの一般的な目安です。

換装の前に確かめること

  • SSD の形と規格2.5 インチの SATA か、M.2(SATA/NVMe)か。M.2 は長さ(2280 など)も機種で決まっています。
  • いまのデータの引っ越し方中身をまるごと写す(クローン)か、Windows を入れ直してデータだけ戻すか。不調を抱えたパソコンは、入れ直したほうが確実です。
  • BitLocker の回復キーWindows 11 の多くの機種は、記憶装置が自動で暗号化されています。部品を替えたあとに回復キーを求められることがあるので、Microsoft アカウントで確認できるようにしておきます。
  • Windows 11 に対応しているかTPM 2.0 や CPU の世代などの要件は、SSD に替えても変わりません。対応しない機種は、買い替えも含めて考えます。

メモリの増設

メモリは、作業中のデータを一時的に広げておく机のようなものです。ブラウザのタブをたくさん開くと急に遅くなるなら、メモリ不足を疑います。ノートパソコンは SO-DIMM という小型のメモリを使い、規格(DDR4・DDR5 など)が機種ごとに決まっています。基板に直接はんだ付けされていて増設できない機種もあるので、型番で確かめてからご案内します。いま買うなら 16GB をおすすめする理由は、学生向けノートパソコンの選び方に書いています。

初期設定・データ移行・ネットの設定

要点:家電量販店・ネット通販・中古、どこで買ったパソコンでも設定します。

初期設定 8,800 円、データ移行 11,000 円〜、アカウント設定・ソフト設定 各 3,300 円、Wi-Fi 設定 5,500 円〜、ルーター設定 6,600 円〜(税込)。

新しいパソコンは、最初の設定でその後の使いやすさがほぼ決まります。アカウントの種類や、写真・書類の保存先(パソコンの中か、クラウドか)は、あとから変えるのが意外と面倒です。

初期設定で決まること

  • Microsoft アカウントメールアドレスとパスワードを控えておかないと、パスワードを忘れたときに困ります。
  • OneDrive への自動保存「デスクトップ」「ドキュメント」「写真」がクラウドと同期される設定になることがあります。無料の容量を超えて警告が出る原因にもなります。
  • デバイスの暗号化と回復キー記憶装置が暗号化されると、修理や部品交換のあとに回復キーが必要になることがあります。
  • プリンター・メール・よく使うソフト前のパソコンで使っていたものを、同じように使える状態にします。

データ移行で忘れやすいもの

写真や書類は目に見えますが、見えにくいところにあるデータほど移し忘れが起きます。

  • メールの設定と、パソコンの中に保存されたメール
  • ブラウザのブックマークと、保存したパスワード
  • 年賀状ソフトなどの住所録
  • デスクトップに置いたままのファイル
  • プリンターやスキャナーのソフト

ウイルス・不審な画面

要点:「ウイルスに感染しました」と警告が出た、広告が勝手に出る、動きがおかしい。本物のウイルスか、偽の警告かを見分けて対処します。

ウイルス駆除 8,800 円〜、サポート詐欺の対応 8,800 円〜(税込)。

パソコンの「ウイルスっぽい症状」は、本物のウイルスとは限りません。ホームページが表示する偽の警告や、通知を許可してしまったサイトからの広告であることもよくあります。まず、どれに当たるかを見分けます。

症状正体まずやること
大きな警告音と「今すぐ電話を」の画面サポート詐欺(偽の警告)電話しない。遠隔操作のソフトを入れない
画面の隅に広告の通知が次々に出るブラウザの通知を「許可」したサイトからの通知ブラウザの設定で、そのサイトの通知の許可を外す
ファイルが開けず、身代金を求める表示ランサムウェアネットから切り離し、それ以上操作しない
迷ったら、画面を写真に撮って、ご来店のときにお見せください。

注意:偽の警告の画面に出ている番号に電話すると、遠隔操作のソフトを入れさせられ、あとで費用を請求される手口があります。すでに電話してしまった、ソフトを入れてしまった場合も、そのままにせず、ご来店か出張のご予約をお願いします。

本当に感染していないかは、Windows に入っている Microsoft Defender の検出の記録からも確かめられます。PC 診断ツールでも確認できます。メールから広がるランサムウェアについては、ランサムウェアの感染経路と、疑う習慣の作り方をご覧ください。

「AnyDeskが危険」というニュースを見て青ざめた人へ。落ち着いてください、たぶんそれ、別の話です

ノートパソコンのヒンジ修理

要点:画面の付け根(ヒンジ)が割れた、閉まらない、開けるとバキッと鳴る。メーカーを問わず、ボルトでの固定や補強で直します。

状態によっては当日 1〜3 時間、通常は 1 日前後が目安です。

ヒンジのすぐそばには、画面へ映像を送るケーブルや Wi-Fi のアンテナ線が通っています。割れたまま開け閉めを続けると、そのケーブルまで傷んで、画面のちらつきや Wi-Fi が切れる症状につながります。メーカーに送ると本体ごとの交換になりやすい症状ですが、割れた部分を固定し直して直せる場合があります。

ヒンジ修理は 16,500 円〜(税込・工賃)。分解・開梱したあとにキャンセルされる場合は、開梱調査費 8,800 円(税込)がかかります。修理事例の写真と流れは、ノートパソコンのヒンジ修理のページにまとめています。

自作 PC・自分で直したい方へ

要点:丸ごとの修理だけでなく、ご来店いただいて、原因の切り分けや確認のお手伝いもしています。自作パソコンの起動不良や、AI やネットで調べながら進めている作業の確認も、実機を見ながら承ります(お電話・LINE でのアドバイスはしていません)。

「全部任せるほどではないけれど、ひとりで進めるのは不安」という段階でも大丈夫です。安全面の心配や、故障が広がるおそれがあるときは、無理に続けず修理として預けることをおすすめします。

自作パソコンが起動しないときの切り分け

  1. 最小構成にするCPU・メモリ 1 枚・電源・マザーボードだけにして、映像の出力も 1 系統に絞ります。
  2. マザーボードの表示を見る診断用の LED やエラーコードの表示がある製品なら、止まっている場所(CPU・メモリ・映像・起動)の見当がつきます。
  3. メモリの設定を戻すXMP・EXPO(メモリを定格より速く動かす設定)を切り、CMOS クリアで BIOS の設定を初期値に戻します。
  4. 1 つずつ戻す起動したら、外した部品を 1 つずつ戻して、どこで止まるかを確かめます。

XMP が原因で落ちる例はXMP を有効にするとゲームが落ちる原因と直し方にまとめています。

自作PCの「切り分けの化け物」に修理屋が本気で嫉妬した話
店長
店長
データ復旧でいちばん多いのは、「異音がしていたけれど、しばらく使えていたので様子を見ていた」という機械です。異音が出た時点で電源を切っていただけると、取り出せる確率がまるで変わります。

修理か、買い替えか

「この部品だけ替えれば安く直せます」とお伝えすることもあれば、「修理代より買い替えたほうが得です」とはっきりお伝えすることもあります。もったいない修理はすすめません。

修理が向くとき買い替えが向くとき
壊れたのが 1 か所で、部品が手に入る基板の広い範囲が傷んでいる、部品が手に入らない
SSD やメモリで、まだ十分に速くなるWindows 11 の要件を満たさず、サポートが切れる
使い慣れた環境や、入れ直せないソフトがある修理代が、同じくらいの中古や新品の値段に近い
買ってからの年数がそれほど経っていない同じ故障を何度も繰り返している
当てはまる数で決めるものではありません。お話を聞いて一緒に決めます。

買い替えるときは、新品・中古・BTO の中から用途に合う 1 台を一緒に選び、データの移行までお手伝いします(パソコン販売・BTO)。Windows 11 に対応していないパソコンの手放し方は、Windows 11 非対応パソコンの処分方法にまとめています。

料金

金額は工賃(税込)の目安です。部品が必要な作業は、部品代が別にかかります。作業の前に必ずお見積もりをお伝えし、あとから追加料金がかかることはありません。

カテゴリメニュー料金 ( 工賃+税 )
トラブル診断基本診断3,300円
(修理のご依頼で無料)
起動不可からの復旧22,000円~
ウイルス駆除8,800円~
サポート詐欺対応8,800円~
OSリカバリ11,000円~
基本作業開梱分解作業5,500円~
データ移行11,000円~
SSD換装11,000円~
OSアップグレード8,800円+ライセンス料
アカウント設定3,300円
初期設定8,800円
ソフト設定3,300円
交換作業液晶パネル11,000円~
マザーボード11,000円~
HDDもしくはSSD5,500円~
メモリ3,300円~
電源ユニット8,800円~
CPUファン5,500円~
キーボード交換11,000円~
バッテリー交換8,800円~
修復作業ヒンジ修理16,500円~
CPUグリスアップ5,500円~
基板コネクタ交換16,500円~
基板コンデンサ交換16,500円~
ネット設定ルーター設定6,600円~
WiFi設定5,500円~
子機設定3,300円~
データ復旧論理障害22,000円~
物理障害55,000円~
BitLocker(検査含む)33,000円~
NAS・RAIDお見積り
ゲーム機ジョイコン スティック交換2,750円

メモ:分解や検査を行ったあとは、そのあと作業をしない場合でも所定の料金がかかります。出張サポートの料金など、ほかの料金は料金表にあります。

店長
店長
「なんか変だな」と感じたら、そのままにしないでください。症状が軽いうちほど、早く、安く直せることが多いです。

ご予約・ご連絡の方法

ご来店いただければ、「診断だけ」「相談だけ」でも大丈夫です。迷ったら、空き状況を見ながら選べるオンライン予約が便利です。

  • オンライン予約24 時間受付。空き状況を見ながら、当日でも 2 時間後から予約できます。空き状況を見る
  • 電話0144-72-6767。受付は 8:30〜19:00(日曜定休)です。番号を通知しておかけください。電話をかける
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