AppleTV/FireTV/GoogleCastの特徴
前回、AppleTV/FireTV/GoogleCastの対応コンテンツの状況をお伝えしましたが、そもそもこの3機種の特徴をお伝えしていなかった事で「実は自身に合った機種はこれではなかった」感があると申し訳ないので、今回は簡単にこれらの3機種の特徴をあくまでも私の感想を交えてお伝え出来ればと思います。
AppleTV
アップルから発売され、主にiPhoneやMacを使っている方におススメの機器。一部では「画面のない据え置き型のiPhone」とも言われております。これは初めてHDMI接続型の動画配信としての位置づけとして築いた機器であり、逆に考えればiPhoneやMacが無ければそれほど便利という実感は無いかもしれません。本体は手のひらサイズで付属品はリモコンとLightningケーブルのみ、HDMIケーブルは別売り。因みにリモコンは乾電池式ではなくバッテリー、iPhone等で充電を行うLightningケーブルを利用して充電を行う、充電が満タンになったか分からないのが不便。
・LANコネクタ完備で有線接続が可能
・iPhoneとMacの画面をAirPlay機能でテレビに出力ができる
・設定自体はとても簡単
・電源スイッチがないのでコンセントを挿せば電源ON
・AppleMusicの曲を再生可能
・iCloudの写真の閲覧が可能
・iTunesで映画のレンタルが可能
・AppleTV専用のアプリのゲームが遊べる
FireTV
Amazonから発売され、スティック型と据え置き型の2種類を用意している。安価であるにも関わらずレスポンスも良くプライム会員であれば時期によっては更に安く購入することが出来る。端末の縛りは無いが出荷段階から注文者のメールアドレスがアカウント情報に埋め込まれているのでプレゼントには不向き。本体はスティック型でも据え置き型でも付属品にリモコン(単4電池付き)とHDMIケーブルと延長ケーブルがある。
・アプリはAmazonからダウンロード(購入)
・プライム会員であればプライムビデオが無料
・プライム会員でないとホーム画面の動画一覧がほぼ有料
・AmazonMusicの曲を再生可能
・AmazonPhotoの画像を閲覧可能
・ほぼ全ての動画再生サービスに対応(アプリ)
・据え置き型はLANコネクタ完備で有線接続が可能
・据え置き型はmicroSDカードも挿せる
GoogleCast
Googleかた発売された3機種の中で最も安価で購入が可能な機種。リモコンが付属せず基本はパソコンかスマホで対応しているアプリの映像をキャスト(飛ばして)閲覧する。スマホのアプリで初期設定を行いWiFi環境が必須であり、GoogleChromeの画面をテレビに出力できるのも魅力。付属品は本体とHDMIの延長ケーブルのみ、microUSBケーブルで急電するため、テレビにUSB端子がない場合はコンセントからの急電が必要。
・Googleアカウントが必須
・PCのGoogleChromeの画面を出力可能
・未対応コンテンツはChromeから出力させ閲覧可能
・スマホのアプリで対応しているものはキャスト可能
・Youtube再生機器としては優秀でコスパ良し
購入の決め手は観ているコンテンツで決める
これらの3機種をざっくりとご説明しましたが、価格や操作性で考えるのではなく閲覧したいコンテンツが購入の決め手となりそうです。そうなれば必然的にAmazonFireTVは全てのコンテンツに対応しているのでニコニコ動画やdアニメを閲覧したいのであればこの機種しか対応しておりませんので、うっかり他の機種を購入すると後悔するかもしれません。
ですが、もしYoutubeでしか利用しなのであれば、お持ちのスマホはiPhoneであれば容易にAppleTVが利用が可能ですし、GoogleのアカウントがあればGoogleCastでも十分かと思われます。