OCNメールが受信出来なくなったらThunderbird(サンダーバード)を使えば即解決します
日々メールのトラブルのご相談を頂きますが、大半がOCNやPlalaのキャリアのメールアドレスが受信出来なくなったとのご相談が最も多い内容です。その不具合はメールソフトが悪い訳ではありませんが、ポート番号などの設定をやり直す必要があります。これらの事例は過去に記事を書いた事がありましたのでそれをご覧になって頂ければ理由が分かるかと思います。
メールアカウント設定が面倒な方
そこで、メールの再設定を行えば解決となるのですが、パソコンサポート業務を15年程行っている私ですら、この設定はお手間がかかると感じております。なにせ設定を行う都度、メールアカウント用紙を用意しなければならないのです。
また、アカウント用紙が2018年以前のものである場合、メールアカウントのポート番号や各サーバー名(POPやSMTP)などが現代と異なる旧式のアドレスを使用している事から、結局はアカウント用紙と契約しているプロバイダのホームページでの「メールソフト設定」を両方用意しなければ、メールが受信出来ずエラーとなってしまう事から、アカウント用紙さえあれば簡単に設定が行えるメーラー(メール送受信ソフト)をオススメしているのが現状です。
その名はThunderbird
そのソフトがサンダーバード(Thunderbird)という無償のメールソフトで、寄付金を募って運営している団体Mozilla Foundationの子会社のMZLA Technologies Corporationで運営されております。このソフトが一躍有名になったのはWindowsLiveMailを愛用されている方や、有償のOutlookを愛用されている方でも、類似された外観のお陰で戸惑うこと無く、鞍替えする事が容易だと言うのが理由でしょう。
しかし、無償だからと言ってここまで有名になった訳では無く、導入及びバックアップが非常に簡単である事が一番の理由でしょう。その証拠に各プロバイダもWindowsLiveMailがサポート終了をした現在ではThunderbirdを推奨している所が着実に増えてきました。
その導入方法は簡単で、Thunderbirdのサイトでソフトをダウンロードし、メールアドレスとメールパスワードを入れれば完了、たったそれだけです。3画面で構成されており、左側がカテゴリ、右上段が件名一覧、右下段がメールのプレビュー画面となり、これは従来のメールソフトとなんら変わりはありません。
「俺は一生WindowsLiveMailでやるんだ!!」と言う方でなければサクッと移行してみては如何でしょうか。