最近のPC修理状況〜2017年と比べて依頼が250%増〜
PCの修理のご依頼が増えています。昨年(2017年)のご依頼の推移で見ても明らかに多く、250%増の結果となっております。今回はどのようなご依頼が多いかまとめてみましたので、修理をご検討中の方はご依頼の参考になれば幸いです。
圧倒的にHDDの故障が多い理由
昨年の12月の下旬からジワジワと増えてきたのはHDDの故障でした。意外にも多いと予想さえれていたウイルスの感染に関してはやや下がり傾向です。最後に通年ご依頼があるWiFiルーターの故障によりネットが繋がらない症状もありました。
今回圧倒的に多いHDDの故障に関しては、完全にHDDが損傷している状態と、起動時はしますがエラーが発生する場合の2つの症状となりまして、Windows7が搭載されているパソコンが目立っている状況ですが、個人的な予想より1年遅い発祥というのが感想です。
因みにHDDの寿命は平均5年〜7年と言われておりますが、所感としては最近のHDDは寿命が比較的長いですね。Windows7搭載パソコンが最も売れた時期として考えても壊れにくいのは節電効果の影響かと思われます。
年々安価になるパソコンですが壊れやすくなる部品もあれば、企業努力によって工夫が施されている事によりギリギリまで動作していることから2018年に関してはようやくWindows10に移行のピークを迎える年となりそうですね。
何故買い替えではなく修理が増えるのか
スマホの修理も年々増加の傾向ですが、例年の1月で比較をすると年始で機種変更のピークが過ぎている事から、修理のご依頼は春までは比較的に少なく、一方連休が続く時期にパソコンの修理が多いのは、久し振りにパソコンの電源を入れると「電源が入らなかった」例が多い事で比較的ご依頼が多い事に繋がっているようです。
ここでギモンに思われる方がいるかもしれませんが、「何故買い替えをしないのか?」という所ですが、基本的には高額な2点以上の交換部品が必要な修理の場合を除き、このスマホがあって当然の時代ではパソコンの優先順位が低く、年末の年賀状印刷やOffice系のソフトを利用程度であれば修理を行う事で延命を行う方が安価でSSD等を搭載する事で動作が速くなる意味もあってか、新品で購入するパソコンよりも速度が速くなりメリットが大きい事が考えられます。
そして「今年はパソコンの故障がピークを迎える年」と言っても過言では無いほどまでに故障が予想されますので、パソコンの動作に違和感を感じましたらバックアップだけは忘れずに日々行うことをおススメします。最後に、PC修理は難しい事はございませんが「お手間がかかる作業」ですので、詳しい方はもちろん作業に慣れている方にお願いする事が良いかと思いますので、お困りの方はご遠慮なくご連絡下さい。