
最近、当店の動きを見ていて、はっきりと感じる変化があります。それは、若い方がLINEよりも先にInstagramを見てくださるケースが、明らかに増えているということです。
正直なところ、これはもう驚きではありません。若い世代の方からすれば、きっとごく自然で当たり前の行動なのだと思います。
なぜ若い世代はInstagramを入口にするのか
テレビや各種調査でも取り上げられていますが、Z世代を中心に、連絡先の交換=Instagram、という感覚が主流になっています。よく聞かれる理由としては、
といったものがあります。
Instagramは、連絡手段というよりも「まず雰囲気を知るための名刺代わり」として使われている印象が強いですね。
Instagramは「複数アカウント」が当たり前の世界
ここで、もう一つ重要だと感じている点があります。それは、Instagramは複数アカウントを持つことが、ほぼ当たり前になっているということです。動画や取材内容を見ていても、
このように、用途や距離感ごとにアカウントを使い分けているケースが非常に多く見受けられます。一方で、LINEは基本的に1人1アカウント。この違いは、若い世代にとってはかなり大きいのではないかと思っています。
「ストーリーで人を見る」の本当の意味
よく「Instagramはストーリーで人となりが分かる」と言われますが、実際には、そのストーリー自体も見せる相手を選んだ上でのストーリーであることがほとんどです。つまり若い世代にとってInstagramは、
この二つの役割を兼ね備えた存在なのだと感じます。
LINEは「便利だけど距離が近すぎる」ツールになりつつある
この視点で考えると、「いきなりLINE交換はちょっと…」と感じる理由も、自然に見えてきます。LINEは、
といった特徴があり、どうしても距離が一気に縮まるツールです。若い世代にとっては、まずはInstagramという「距離を調整できる場所」で関係性を作り、本当に必要になった段階でLINEへ移行する。
この流れは、とても合理的で無理のない選択なのだと思います。
それでも、お店としてLINEを大切にしたい理由
一方で、店舗を運営する側として考えると、最終的なやり取りはLINEに集約したいというのが正直なところです。理由はとてもシンプルです。
InstagramのDMは「入口」としては優秀ですが、実務的なやり取りには限界があるのも事実です。これは世代の問題ではなく、「お互いに安心してやり取りするための方法」という意味での話です。
Instagram → LINE という導線が、今の時代の最適解
だからこそ、「Instagramか、LINEか」という二者択一ではなく、
- Instagramでお店を知ってもらう
- 雰囲気や考え方を見て安心してもらう
- 実際の相談・依頼はLINEで行う
この流れを前提に考えることが、今の時代には合っていると感じています。
Instagramは入口、
LINEは実務。
それぞれの役割を理解した上で使い分けることが、お店側にとっても、お客様にとっても、一番分かりやすく安心できる形なのではないでしょうか。
お店としてのスタンス
当店では、
この住み分けを大切にしています。
若い世代の感覚を尊重しつつ、それでも「分かりやすく」「安心できる」窓口を用意する。その結果として、最終的にはLINEでやり取りしていただけるそんな導線を、これからも丁寧に作っていきたいと考えています。














