「バッテリーの調子が悪いので一度診断して頂けますか?」というご相談で、比較的iPhone8が多くなってきたのです。
市場ではiPhone8の中古が人気だそうで、理由は「相場の価格が落ちた事」と「ホームボタンを実装している機種としてはSE2に次いで最終モデル」という事もあり、平均25,000円前後で購入が出来るなど、最強にコスパの良い中古iPhoneとなっているようです。
中古のiPhoneはお車と同様にワンオーナー(過去に1人のオーナーのみ所有していたという意味)よりも、複数のオーナーが所持していたiPhone8が多く出回っており、バッテリーや液晶パネルの交換修理を行った機種が中古市場に出回るケースが増えており、良い意味ではリフレッシュされたiPhone8が手に入るチャンスであり、悪い意味では粗悪なバッテリーや液晶パネルでゴーストタッチやバッテリーの容量は問題は無いが減りが激しいなど、長所と短所がはっきりと分かれる意味ではギャンブル製の強い機種となっています。
では、なぜこの「中古のiPhone8」には当たり外れが多いかと言えば、近年のDIYブームの影響なのか、自身で修理をするという方が急増しており、交換するにあたって仕入れ先がAmazonやメルカリなどで激安のバッテリーやLCDパネルを購入して交換を行われている事が多かった事から、寿命が短くなったiPhoneを購入してしまうリスクが増えてきた事になります。
因みに中古のiPhoneで当たりを引くにはどうすれば良いのか、と考えるとバッテリー交換が行われていない劣化してそうなiPhoneを私は選ぶと思います。劣化しているという事は誤魔化していない事になりますので、必要に応じて自身で自店舗で仕入れた信頼が出来るバッテリーに交換すれば良い、と考えておりますが、自身で修理が行えない場合でも劣化したiPhoneを購入する事で、近隣に信頼の出来そうな店舗が存在する場合はこの方法が最善かと思います。
中古は所詮中古です。
必要に応じてメンテナンスが行うお気持ちがなければ中古がリスクが高く、また中古で安く購入できた事でそれ相応の投資は必要だと思って購入してください。
当店の周辺のGEO(ゲオ)ではiPhone8の中古は3万円前後との事で、地域によってはばらつきがあるようです