多分、きっと、大半の方は「スマホの充電機」だけと考えればお高く感じるかも知れません。それが今回発表されたAnkerのGaNPrime (ガンプライム) シリーズ。
例えば3ポートで最大120Wの充電モデルで12,900円。
この120Wを使う理由は様々ですが、魅力としてはこのような感じ。
MacBookとiPadとiPhoneを3ポート、それを同時高速充電が可能となってしかもサイズが非常にコンパクト。
持ち歩くだけではなく、自宅で使用するにもこのサイズで3デバイスを同時に高速充電を行えるのであればコンセントにこれ一つを刺すだけで完結。
どれだけ使えるかは普段からこれらの3デバイスを使っている方ならば理解しやすいかと思いますが、逆にiPhoneやAndroidのスマートフォン単体の充電だけを行っている方にとっては必要ないという事。
因みに、3ポート同時接続を行うと最大120W、1ポートでは最大100Wという仕組み。これを高速充電が行えるというのはミニマリストだけではなく、用途が多機能に渡るのもこのGaNPrime (ガンプライム) シリーズの魅力でもあります。
仕組みを理解するとこの規格の魅力が理解出来るかも
その他にも、このような機能でデバイスの温度管理にも対応。
継続的な温度管理機能と出力制御により接続端末を保護する「ActiveShield™」が、温度上昇の監視回数がこれまでの2倍となり「ActiveShield™ 2.0」としてアップグレード。充電器本体の熱が規定の温度に達した場合は電流 / 電圧の負荷度合いを調節することで、過度の温度上昇を防ぎます。
Anker「“同時”急速充電という、新常識。Anker最高峰の充電技術「GaNPrime™ (ガンプライム) 」とは」より引用
市場での5W充電機の開発は飽和状態であり、今後はUSB PD(USB Power Delivery)の規格となるUSB TypeCの開発に注力してゆくのがAnkerの課題なのでしょう。
GaNPrime (ガンプライム) シリーズは、1万円越えとちょっとお高いかもしれませんが、大人よりもむしろ10代の若者のような利用頻度が高い方達に浸透してほしい商品ですね。
画像 : Anker
特にMacBookをお使いの方は、あの巨大なアダプタを使わなくても良いと考えると全てが報われます