
今回は、TP-Link のスマートホームブランド「Tapo」から登場しているTapo H500(スマートホームベース) を実際に導入し、数日間触ってみて感じたことを、まとめて記事にしてみます。
結論から言うとこの製品、かなり“刺さる人”には深く刺さる一台です。
Tapo H500とは何者なのか
Tapo H500は、単なる防犯カメラ用のハブではありません。
- カメラ映像をローカル保存できる
- 2.5インチ SATA の HDD / SSD を内蔵可能
- HDMI出力対応で、テレビやモニターに映像を出せる
- カメラやドアベルなどを一元管理できる
価格は実売で 15,000円前後。この内容でこの価格は、正直かなり安いです。

カメラを破壊されてもデータは大丈夫!ってことです
開梱してまず感じた「割り切りの良さ」

箱を開けると中身は非常にシンプル。
- 本体
- 電源アダプタ
- LANケーブル
- HDD固定用のネジ
説明書も最低限。余計なものは一切入っていません。これは完全に「分かっている人向け」の設計だなと感じました。
HDDの取り付けは拍子抜けするほど簡単
まず気になるのが、「本当にHDDを簡単に入れられるのか?」という点。結果から言うと、驚くほど簡単です。
- 電源を入れる前に
- 側面のカバーを軽く押す
- 2.5インチベイが出現
- HDDまたはSSDを装着
- ネジで固定
今回はTOSHIBA製 2TB 2.5インチHDD(MQ04ABD200) を使用しました。仕様上は「最大1TB」と書かれていましたが、2TBでも問題なく認識しました。

初回起動時に「フォーマットしますか?」と確認が出るので、そのまま進めればOKです。
既存環境の移行が、とにかく優秀
ここは正直、想像以上でした。すでにTapoカメラを使っている場合でも、
- カメラ
- 設置場所名
- グループ構成
- ドアベルやドアフォン
これらを ほぼ丸ごとTapo H500へ移行できます。再設定は不要。現地での作業も不要。この「移行機能」は、店舗や事務所など複数カメラ環境では本当に助かるポイントです。



Bluetoothなどで接続されている「温度・湿度計」などは一度解除が必要でした
HDMI出力は便利。でも惜しい
Tapo H500の大きな特徴がHDMI出力。ただし、ここは正直に書きます。
マイナスポイントはこれ
- HDMIを挿しただけでは映らない
- Tapoアプリ側でスクリーンミラーリングが必要
- スマホやタブレットが必須
つまり、H500単体で完全な監視モニターにはならないという点は少し残念でした。
とはいえ、実運用ではそこまで悪くない
ただし救いもあります。
- スマホ画面がスリープしても
- 省電力モードに入っても
HDMI側の映像は表示され続けます。つまり、
- 使っていないスマホ
- 余っているタブレット
を1台用意しておけば、実質的には常設モニターとして運用可能です。

AI検知(顔認証)は「育てる機能」
Tapo H500のAI検知は、顔認証ベースです。ただしこれは、電源を入れた瞬間から完璧に動くAIではありません。
仕組みとしては
- 自分の顔
- 家族
- 知人・スタッフ
これらの顔写真を登録し、カメラ映像とローカルAIでマッチングする方式。まだ使い始めたばかりなので、現時点では評価はこれからですが、
- 使用期間
- 認識回数
が増えることで、精度が上がっていく設計のようです。

店舗運用で期待している使い方
個人的に期待しているのは、
- 自分が店舗に戻ったとき
→「見慣れた人物」 - 未登録の人物
→「未認識」
という切り分け。これが安定してくれば、
- 無駄な通知が減る
- 不審者検知の質が上がる
防犯カメラが“ただ録画するだけの装置”から一段進化します。
総合評価
良いところ
- HDD内蔵・ローカル保存
- 既存環境の移行が神レベル
- HDMI出力という珍しい機能
- 価格が非常に安い
惜しいところ
- HDMIが完全スタンドアロンじゃない
- AI検知は即効性より「育成型」
正直なまとめ
Tapo H500は、
家庭用と業務用の“ちょうど境界線”にいる製品
だと感じました。HDMI出力がもう一歩進化すれば、小規模店舗・事務所向けNVRとしてかなり完成形に近づくと思います。
それでもこの価格で、ここまでできるのは正直すごい。今後は、
- 長時間稼働
- HDDの発熱
- AI検知の成長具合
このあたりを使い込みながら、追記レビューを書く価値が十分ある一台です。これはまさに、“育てるスマートホームベース” ですね。
















自腹で購入してます!!それっぽく書いてますが案件ではありません笑