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デジタル顕微鏡に思いを馳せて~そろそろ基板修理の環境が欲しいと思っている

店舗

えーとですね、ぶっちゃけますとサボってまして、基板修理の環境が全然進んでいないのです。理由は表題にある通りなのですが、デジタル顕微鏡・・・まだ購入していません!

どうせ買うなら・・・と思っていたのですが、国内で購入出来るデジタル顕微鏡は〇ったくり価格でして欲しいモデルは60万円前後するのです。

一応私も店舗経営者ですので、費用対効果は考えておりまして「これは現実的じゃないな・・・」という事で長期保留となっておりました、というのが購入をしていなかった理由となります。

そんな事で今回、何故この記事を書いたかと申し上げれば「中小・小規模企業新事業展開・販売促進支援補助金」というものを北海道で行っているとお聞きしまして、「新事業展開枠」に申し込む事にしました。

道では、感染症の影響による消費行動や企業活動の変化に対応するため、道内の中小・小規模企業が行う、新分野展開や販売促進など新たな取組を支援する補助金制度を創設し、2022年4月1日から申請受付を開始しました。

北海道HP「中小・小規模企業新事業展開・販売促進支援補助金について」より引用

当店としては「破損した基盤の修理を行える機械工具の導入」を目的として申請を行いましたが、この申請が通れば機械工具の費用の3分の2が支援補助金として下りる事になるので

乗るしかない・・・このビッグウェーブに!

という気持ちで申請を行い、本日必要書類をレターパックに丁寧に入れて郵便局にて手を合わせながら投函してきました。

でもね?そんなお高い費用の電子顕微鏡を購入するのはちょっと現実的ではないと、思ったんですよ。3分の1の負担で購入しても100万円の商品なら33万円は自己負担なのですから。

そこで世間のカリスマ修理屋は何を使っているのか色々調べて見ると、殆どが国内で購入していない事が分かったのですよ。例えばこれ、中国のECサイト「アリエクスプレス」ではこのような価格で購入出来るんですよね。

電子顕微鏡

あまりにも安くないです?これなら自己負担も少なく気軽に導入可能です(でも送料は高いね)。

そして基板のチップも容易に剥離(はくり)できるヒートガンも国内では入手不可なので購入申請リストに加えておきました。これは凄いんですよ、自前で所持しているヒートガンと同じ熱量なのにフラックスを少し塗るだけで簡単にチップの取り外しが可能なスグレモノ。

ヒートガン

多分、この2点だけでも十分修理は出来ますが直流安定化電源とテスターも含めて必要だったので、これもまとめて申請。

直流安定化電源とテスター

これで合計金額は税抜きで15万円前後、もし申請が通らなければ自腹でも購入が行えますが、そこは新規分野の開拓として市内もしくは道内の方に貢献できれば良いな、と思って申請しましたよ。

この記事は掲載するか悩んだのですが、SNSが活発化されてるこの現代において、申請した段階で支援補助金の認可の行方も公にした方が面白いと思うのは私だけでは無いはず。

因みに冒頭の写真は、申請に「現場の設置前の写真を添付」と書かれておりましたのでこれを現像して提出しました。この場所に果たして電子顕微鏡が写る事が出来るのか?結果はまだまだ先ですが、楽しみに待ちたいと思います。

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