
お店でお客様とお話ししていると、
「パソコンって難しいですよね…」
「私なんてすぐ壊しちゃいそうで…」
と、控えめなお声をよくいただきます。
でも、そのたびに私が必ずお伝えしている言葉があります。
「パソコンは、全機能の3%使えればもう“上級者”ですよ」
これを言うと皆さん、だいたい同じ反応です。
「え!?そんなもんでいいの!?」
そうなんです。プロの私たちですら、Windowsの全機能をフル活用しているかと言われたら……胸を張って「はい!」とは言えません。むしろ今のパソコンは多機能すぎて、全部覚えていたら記憶領域が先にパンクしてしまいます(笑)。
だからこそ、「3%」でいいんです。3%知っていれば、仕事も生活も十分ラクになる。そんな“選ばれし3%知識”の中から、今日は ちょっと人に話したくなる豆知識4つ と、この11月にかけて特に多かった よくある質問3つ をまとめてご紹介します。
知っておくと自慢できる「へぇー」な豆知識 4選
1. キーボードの裏の「爪(スタンド)」は、実は立てない方が楽?
キーボードの裏にパチッと立つ“爪”。「あれは打ちやすくするため」と思われているんですが……
実は “手首には立てない方が良い” と言われています。
角度を付けるためのものなので、ブラインドタッチができる方にとってはむしろ手首が反って疲労のもとに。もし最近「手首がじんわり痛い…」と感じている方は、ぜひ一度畳んでみてください。思わぬほど楽になります。
2. USBメモリを一発で差すコツ
USBを差すときに必ず発生する現象、「逆だった」。これ、もう“あるある”どころの話じゃありません。実は「USBのマーク」がヒントです。
マークが上、もしくは自分側に向くこの向きが基本。これを知るだけで、あの地味にストレスな2往復が劇的に減ります。(私は今でもたまに逆向きチャレンジしますが…)
3. ノートパソコンの寿命を延ばすコツは「腹八分目」
自宅でノートPCを使うとき、ずっと電源コードをさしっぱなしにしていませんか?
実はこれ……バッテリー的には「毎日焼肉食べ放題」みたいなものです。
常に満腹状態(満充電)だと、バッテリーは早く消耗します。月に1回くらいはコードを抜いて、バッテリーだけで1時間ほど動かしてあげると寿命がグッと伸びますよ。
4. Wi-Fiの「A」と「G」の違いは、実は“競技種目”
ご自宅のWi-Fiに「-A(5G)」と「-G(2.4G)」がある理由。これは「どっちが速いか」ではなく “得意分野が違う” んです。
- A(5GHz)=短距離走の選手
・速いけど、壁に弱い
・ルーターと同じ部屋向け - G(2.4GHz)=障害物競走の選手
・そこそこ速い
・壁に強くて遠くまで届く
お風呂場でYouTubeが止まる場合は、G(2.4G)にすると改善されるケースもありますよ。
最近よくいただく3つのご質問
Q1. Windows 10はまだ使っても大丈夫?
A. 今は大丈夫。ただし“期限付きのマンション”に住んでいるつもりで。
Windows 10というマンションには、2025年10月までは“管理人さん(セキュリティ更新)”がいます。ですが、その日を境に管理人がいなくなります。鍵は閉まるけれど、新しい手口の空き巣が来ても誰も追い払ってくれません。
つまり──2025年10月以降は新しいマンション(Windows 11など)へのお引っ越しを考えましょう。今焦る必要はありませんが、準備だけ早めにしておくと安心です。
Q2. いらなくなったハードディスク、家でどうやって破壊すればいい?
A. 身近で確実なのは “ハンマー” です。
物理破壊が一番確実。ただし怪我をしないために、必ず次の手順で。
- HDD を厚手の布や袋で二重・三重に包む
- コンクリートの上に置く
- 袋の上からハンマーで思い切り叩く!
中で円盤が割れたり曲がれば、もうデータは読めません。とはいえ、力仕事ですし怪我のリスクもあります。不安な方は当店で専用機械での破壊もできますので、お任せください。
Q3. ウイルスバスターをやめて、Windows Defenderだけで大丈夫?
A. はい、大丈夫です。むしろ今はこっちの方が自然です。
昔は「家の鍵だけでは不安だから警備会社にも頼む」状態だったのですが、今のWindows Defenderは 鍵そのものが最新のオートロックになった ようなもの。Microsoft純正のため動作も軽く、トラブルの相性問題もほぼありません。もちろん「不安だから追加で入れたい」という場合は止めませんが、標準機能だけで十分守られていますよ。
3%でいい。気楽に付き合うのが一番
パソコンの知識は、100%のうちの3%を使えていれば上級者です。本当にそれで十分です。
困ったときは今日の豆知識を思い出して、ちょっと肩の力を抜いてパソコンに触れてみてください。
もし操作で迷ったり、不安なことがあれば、どうぞ気軽にご相談くださいね。地域のパソコン屋として、いつでも力になります。














