
今回は、少し踏み込んだ内容になりますが、あくまで業界の中にいる人間としての率直な意見として書かせていただきます。結論から言うと、
ホームページ制作と、メールサービスは、同列に扱うべきではない
この一点です。
ホームページは問題ない。でも「メール」が問題なケースが増えている
最近、お客様から増えているご相談があります。
これらの多くは、パソコンの問題でも、ネット回線の問題でもありません。
原因はほぼ共通しています。
原因は「メールサーバーの容量をケチっている」こと
最近のホームページ制作代行サービスでは、
ここまでをワンセット・低価格で提供している会社が非常に多くなりました。ホームページについては、これは合理的です。なぜなら、
- Webページは基本的に「見るだけ」
- 1台のサーバーに多数のサイトを載せても成立しやすい
という特性があるからです。
しかし、メールは話がまったく違います
問題は、その同じサーバーにメール機能まで詰め込んでいる点です。例えば、
- 1台のサーバー
- そこに50社分のホームページ
- さらに50社分のメールサーバー
こうした構成になっているケースも、決して珍しくありません。メールは、
- 常に送受信が発生する
- 添付ファイルが増え続ける
- 削除しない限り容量を圧迫し続ける
という性質があります。つまり、
メールは「使えば使うほど重くなるサービス」
なのです。
Xサーバーが悪い、という話ではありません
ここで誤解してほしくないのは、
特定のサーバー会社が悪い、という話ではない
という点です。エックスサーバー自体は、非常に安定した優秀なサーバー会社です。
問題なのは、
この「運用設計」の部分です。
「安いから仕方ない」で済ませていい問題ではない
確かに、格安でホームページ+メールまで提供しているサービスは魅力的です。ただし、
- メールは業務の中心
- 見積・請求・連絡・証跡がすべて残る
- 止まった瞬間、仕事が止まる
という点を考えると、
メールだけは、コストをかける価値がある
と私は考えています。
本来は、プランを分けるべきだと思っています
個人的な見解ですが、ホームページ制作会社のサービスは、こうあるべきだと思っています。
理由はシンプルです。
メールは「ITインフラ」であり、オマケではないから

私がお客様に提案した解決策
今回のお客様には、次のようなアドバイスをしました。
という方法です。
Google Workspaceを使うメリット
この構成にすることで、次のメリットがあります。
特に、
「自分でサーバー管理ができない」
「IT担当がいない」
という事業者さんには、非常に相性が良い構成です。
独自ドメイン × Gmail は、いまや現実的な選択肢
「独自ドメイン=サーバー会社のメール」
という考え方は、正直、もう時代遅れになりつつあります。
と考えれば、
建物を、より頑丈で快適なものにする
という選択は、ごく自然な判断だと思います。

メールは、別物として考えるべき
今回お伝えしたかったことは、ただ一つです。
ホームページとメールは、同じ土俵で考えてはいけない
格安サービス自体を否定するつもりはありません。ただし、
- メールで困ってからでは遅い
- 業務が止まってからでは遅い
ということだけは、現場で多くのトラブルを見てきた立場として、強くお伝えしたい部分です。もし、
- メールが遅い
- 容量がすぐいっぱいになる
- このままでいいのか不安
そう感じている方がいれば、一度、メールの仕組みそのものを見直してみる価値はあると思います。















