パソコンを数年ぶりに購入された際に驚かれるひとつとして、最近ではウイルス対策ソフトの購入がほぼ必要とない時代となったという事を知って頂ければと。
それは「ウイルス対策ソフトは購入する必要はない」という事ではなく、標準装備が非常に優秀になったという事を覚えておけばOKです。
もし、「購入してしまったんだけど」というご相談を頂くのですが、せっかく購入されたものはアンインストールせずに満期まで使い切りましょう。そのご更新の手続きをされるかは任意ですが、クレジットカード決済などの自動更新は無効にしておいても良いと思います。
また、ウイルス対策ソフトを必要とされる方は個人情報を多く取り扱う人や、ネットバンキングなどの金融機関を多々利用される方にとっては、指定のウイルス対策ソフトを導入しなければならないケースがあります。この場合は例外となりますが監査の対象となるパソコンであれば言い訳として導入するのもありです。
最後に覚えて頂きたいのは、コンピュータウイルスは絶対に根絶しません。それは、勝手に生まれてくるものではなく意図的に作り出されるモノだからです。
そのため、頭の良い人たちは日々金銭や破壊や快感を目的として網の目をかいくぐる仕組みを考えて、生み出している事から、ウイルス対策ソフトを導入したからといって安心出来るものではなく、取扱をされている方が「感染しないから」と考える事が一番危険です。
今後も標準装備となるWindows Defenderの効力は信頼の置けるレベルとなりましたが、サポート詐欺などの画面に表示させる「びっくり箱」のような仕組みが年々増してゆくと思います。
これをお読みになられている方は、今後は「騙されない」という事も頭の中に加えて入れておいてください。