この冒頭に掲載した画像のボロボロになったUSBメモリは実際に私が常に所持しているものです。自宅に居る時も、イオンモールでお買い物をしている時も、そしてお客様宅にお伺いしている時もです。
因みに、この中には何か機密情報や重要なデータが入っていると思うかもしれませんが、そのようなデータは一切入っておりません。では、何故所持しているかと言えば、緊急を要する場合と、記憶媒体が必要な場合においての2つの理由があります。
具体的には私のUSBメモリには「おでかけ前には用意しよう、USBで持ち運ぶポータブルアプリ」の記事にあるPortableAppsをインストールしております。
このPortableAppsはUSBメモリでアプリケーションが動作出来る非常に素晴らしいユーティリティです。例えばこの中にGoogleChromeなどのWebブラウザを入れておきます、そうする事で私が日頃からお気に入り登録してるWebサイトを登録しているとしましょう、そうすればどの場所でもインターネット環境があるPCがあればネットカフェでもすぐに自身の環境でお仕事をする事ができます。
また、パソコンの診断を行う場合でも「クリスタルディスクインフォ」をPortableAppsに入れておけばハードディスクやSSDの破損状況を確認する事が出来ます。
これら一連の意味を踏まえると、USBメモリをポータブルアプリとして利用する意味は、スマートフォンが機能しない時、または現地での応急措置を考えて携帯している事になります。旅行先で、または出張先で、これをご覧になられている方はスマートフォンが破損した時にピンチをどう乗り切るのでしょうか？
1つでも乗り切れる可能性を持つ意味でUSBメモリは有効的だと思っています。「そんなの、クラウドに保存しているので問題はないよ？」と仰る方は、それはIDとパスワードは覚えている場合に限ります。また、完全に記憶していてもログインのURLを記憶している人はいないはずです。
人の記憶は曖昧な時があります、もしそうではなくても親指程度のサイズを持ち運ぶ事で記憶をする必要が無いとお考えになれば？そもそもですがUSBメモリを持ち運ぶというデメリットはないはずです。
大型連休、または旅行シーズンにこの記事を掲載したのはこのような理由があります。もし、これからお出かけをされる方は事前にご検討をしてみては如何でしょうか。
