台風がパソコンにとっての最大の天敵かもしれない
昨日のブログでも書いたとおり、台風21号が9月5日に北海道を通過しましたが、各地に様々な爪痕を残してくれた事で、木々が倒れ、鉄骨が曲がり、様々なものを失いました。これは復旧させる事は容易ではなく、交通の妨げになるだけではなく第二の被害を生み出す事になります。
その正体とは「停電」であり、パソコンにとっては一番の故障の原因となる事態がまさにこの突然の電源落ち。今回の台風が巻き起こした被害は電柱が倒れ、電子機器を突然停止させたことでお問い合わせはとんでもない件数となりました。ざっと数えてもお昼までには30件は着信はあったと思います(その中の10件はお一人のお客様が熱心に深夜からおかけになられておりました)。ただ、非常に残念な事であり反省すべき点としてはホームページに開店時間の変更をお知らせしていたのですが(Googleに営業時間の変更も含めて)、これらが伝わらずお叱りを受けた事は残念でなりません。
では実際の被害とはどのようなものかと言いますと、主にはHDDの故障、マザーボードの故障、メモリの故障の3点でしょうか。これらは電源が突然落ちてしまっただけでは不具合まで発展しません。これはどういう事かと言うと、ホコリやゴミで基盤がショートしてしまうパターンが殆どでした。夕方にご来店されたお客様も「診断料金は無料とホームページに書かれていたので」との事でしたが、あくまでも診断は診断であり、実際に修理や施工を施して改善や回復した場合については診断料金を頂いております、「無料って書いていたのにお金かかるのですか?」と少し驚かれたのですが。
動物病院で例えるならば怪我をしたペットの診断をするだけなら無料と謳った場所があるとすれば、その怪我を治療した場合については診断料ではなく治療となる訳なので料金が発生するという事です。ですは診断料というのは確かにちょっと曖昧かもしれませんので今後については、修復が行えない機器に関してのみ「診断料を無償となります」と、改めまして訂正を行う必要がありそうです。
今回はかなりバタバタしてしまいましたが、心無いお言葉も頂きお電話を切られた事もありましたが、言葉を発さなくても深々をお辞儀をされたお客様がおられたりと、涙が出そうなほど気持ちが奮い立たせて頂いた出来事があったのも事実です。この数日間なんとか乗り切ってみせようかと思いますので修理の件はご安心してお任せ下さいね。