若者のキーボード離れが加速、日本語はフリック入力しやすい?
一部の情報だけで判断してはいけないこと
中国情報サイトにて[韓国ネットが驚いた日本の若者の現状とは?]という記事を拝見しました。日本人はキーボード離れが加速している様子でスマホでの利用が増えている、との事。
実際には「お仕事をする時」や「レポートを作成する時」は必ずキーボードは使用しているはず。ではなぜこのような「若者の〜離れ」情報ばかりが飛び交うのでしょうか。
大学の講堂に行って感じた事
先日、大学の校内の様子を拝見させて頂く機会がありました。とても広いキャンパス、充実したPC環境でMacだけが並べれた専用の教室もあるほど完璧な設備。
日曜日という事もあって全てが閉まっていましたが、学生さんが勉強している様子を伺えました。見てみるとスマホである程度メモを取りながら勉強している様子が今のスタイルなのでしょう。ペンケースにノートにスマホが彼らの大事な道具のようです。
ここで着目したのはフリック入力の速さ、人差し指でなぞる様に入力する子、親指でものスゴい速さで入力する子、どちらにしても日本語はフリック入力でありQUERY配列の入力までは確認できませんでしたが、かなりの速度です。
「この速さならキーボード要らないよな」と思ってしまった程、日本語(ひらがな)はフリック入力が最適と感じました。これの何がいけないのか?私が感じた事はこれらは「スマホでは下書き」と考えプライベートではそのまま送信して完了ですが、レポートの作成などではスマホで入力した内容を改めて打ち込み、それをパソコンで正書しているのではないでしょうか。
また大学の講堂に座り感じた事はテーブルが開閉式であり「A4ノートを広げるのが限界の広さ」であり、私であれば講義などで気になる点があればスマホでメモを取ってしまいそう。実際に気になる事を紙で書き留めておこうかと思いましたがこれらの文章は現地でiPhoneの「メモ」で入力し、MacOSで同期した「メモ」を利用して投稿しております。
打って快感なキーボードを買うべき
日本語はスマホで入力しやすく、現代の若者は器用に使いこなしている事。それらを「若者のキーボード離れ」という括りでまとめてはいけない。そう思うのはQUERYキーボードの利便性を感じなくなってしまったのでないかと思われます。
私はキーボードが好きで年に3台は新調しています。これは仕事場ではMac、自宅ではWindowsという環境の変化で同一のキーボードを好みで選ばなければストレスになりかねないと勝手に判断しておりますが、そもそもがややこしいんです。
配列の違いもあれば打ち方のあります。「ローマ字打ち」がキーボードにとってベストですが最近まで「かな打ち」をしてをしていた私にとっては最初は苦痛でした。日本語の「ローマ字打ち」は慣れるまでがとても使いづらいものです。
それらのストレスを軽減するには「打つことの気持ちよさ」を追求すること。これは大手家電量販店などでお試しでも触って頂かないと実感できないのですが、打ちやすさが快適になる事でスマホのフリック入力以上にパソコンの入力は楽しく速く行えるとで利用頻度は確実にパソコンでの入力が増えると考えます。
ではどのようなキーボードがおススメかと聞かれると、本来であればかなり高額なキーボードを推奨するのですが、最近では価格は半値まで抑えられ機能を損なわずにとても良い品が登場しました。
このキーボードに関しては本来では「ゲーム用」のゲーミングキーボードの技術を採用し、職場でもゲーミングキーボードのような感覚で音を抑えられたモデルがロジクールから販売されます。
楽器で例えると、1万円のギターと10万円のギターではネックの厚などの違いはいくら練習を行っても変な癖が付く事がありませんか? 楽器と同じでキーボードも形から入ることは決して悪いことではありません。もし「キーボードの入力が上手く出来ない」というのは既存のキーボードの影響もあります、されどキーボードです。