本日はデータ復旧のご依頼としてとあるノートパソコンがbitlocker(ビットロッカー)で暗号化さされたWindows10が正常に起動しないという問題であったのですが、一般的にはデータ復旧は非常に困難であり、鍵(回復キー)を知っていないとドライブ全てのデータが一切開けない出来ない状態となっているからです。
今回はお客様がBitLockerの鍵(回復キー)を発行していた事から、望みあはあると信じ、内蔵のSSD(m.2)ドライブをデータ復旧用のパソコンで復旧を試みてみました。
これは以前の記事でも書きましたBitlockerで暗号化されたSSDが壊れるとちょっとどころではなく、かなり厄介なのです内容のリベンジですね。
BitLockerで回復キーを入力して解除しても?
ここからが本題となるのですが、BitLockerで暗号化されたドライブを他のパソコンで解析を行いたくても上記の画面が表示され、48桁の回復キーがお手元にあれば入力をすれば以下の画像のような状況になります。
これが正しい回復キーを入力をすると、以下のように鍵マークが外されたドライブに変化をします。
ここで通常では解除された筈のBitLockerで暗号化されたドライブですが、開いてみるとこの様な画面が表示されました。
なんと【ファイルまたはディレクトリが壊れているか、読み取る事ができません】という表記が出ました・・・因みにこの状況でデータ復旧ソフトで解析を行っても不可でした。
あまりにも悲しい結果となりましたので、今後はBitLockerで暗号化されたドライブの解析を集中的に学習を行いたいと思います。
これって最終的にはデータは閲覧出来る様になるのでしょうかね?