ポータブルのゲーミングパソコンを提供している【GPD WIN】シリーズですが、今回で第4世代目となる最新モデルはよりポータブルデバイスっぽい仕上がりになっている様子。
今作のデザインとスペックでは完全にSteamDeckを意識したモデルとなっており、SteamDeckよりも高性能で使いやすさを追求した内容となっておりました。
GPD WIN 4のスペック
そこで、最も着目されるスペックですが、今回はRyzen7が軸となる仕様となってるようです。
また、他に着目すべきスペックは以下の通り。
画面サイズ | 6 インチ 1920 × 1080 |
CPU | AMD R7-6800U |
GPU | AMD Radeon 680M |
メモリ | 16GB / 32GB, LPDDR5-6400 |
ストレージ | 1TB / 2TB M.2 NVMe SSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6, 4G LTE (Optional) Bluetooth: 5.2 |
GPD WIN 4の価格を予想
簡単に言えば「SteamDeckよりもスコアは倍」とでも言いたいような仕様となっており、文句の付けようもない現代のほぼ最新仕様ですが、数年前に販売されたSteamDeckが4万円台で発売されたスペックと比較をすれば自ずとスコアは圧勝になる事は間違いは無いのですが、気になるのは価格。
おおよその予想としては、Ryzen7 6800Uが搭載されているノートパソコンが現状どの程度の価格で販売されているかと調べてみると平均15万円で購入可能となっている事から、販売価格は15〜17万円と予想します。
RADEON680Mの性能はGTX1060相当か?
次にGPUとなるRADEON680Mですが、以下の公式サイトの画像でベンチマークを測定した結果が掲載されておりましたが、GTX1060相当として分類されておりますがこの程度のスコアであれば、ハイスペックを要するゲームタイトルとなるAPEXなどでも容易に動作すると思われます。
Windows11とSteamデュアル構造なので安心
ゲームで遊ぶ事を目的として生まれたGPD WIN 4ですが、Windows11はしっかりと装備。そしてSteamOSとのデュアル環境も備わっている様子で、気軽に遊びたい方はSteamで、アプリケーションで起動させたいゲームはWindows11で起動など、マルチプラットフォームな環境を構築する様子。
出先のビジネスホテルでテレビにGPD WIN 4をHDMI経由で繋いでゲームをしたりお仕事もしたりと、マルチな活躍をしてくれそうなポータブルデバイス化したPCはある意味ロマンがあります。
もちろんこのGPD WIN 4よりも優れたノートパソコンが安価で手に入りますが、今回はPSPに酷似しているデザインからゲームパッドも備わっているのはもちろん、携帯ゲーミングパソコン市場ではトップに君臨される事が約束されたかの仕様となっている事から、まさに「ナンバーワンよりオンリーワン」的な位置付けとして名機となる事は間違い無いでしょう。
私はグラボには妥協したくはありませんので同売価であればRTX3070搭載のゲーミングパソコンを狙いますが、やはり男としてこのようなデバイスは見逃す訳にはいかないんですよね・・・
GPD WIN 4が10万円前後で購入できるのであれば側買いでしょう。