ここ数年で「絵を描けるパソコンと周辺機器を揃えて欲しい」という、お問い合わせが急増しているのですが、パソコンは年々スペックがめまぐるしく変化する事から、オススメする構成も都度変化します。
因みにパソコンで絵を描くという環境に関しては専用のパソコンというものが存在しません。その為、主にゲーミングPCの構成寄りになるのですが、ここが一番難しい所。
ゲーミングPCはグラフィックスボードが必須なのですが、絵を描くにはグラフィックスボードは必須ではないものの、そこそこのグラフィックスボードは必要。その微妙な違いが絵を描く専用のパソコンの選考が難しいとされております。
マンガ制作をする為のおすすめのPCは
マンガを制作する為に必要なスペックは大きくこの3つだけを覚えておくだけでどのパソコンを購入しても大丈夫です。
それは【最新の世代のi5以上】と【メモリは16GB】で【SSDはnvme】だけです。これで基本的にはどのようなパソコンであれば大丈夫と考えますが、グラフィックスボードに関しては【あればなお良い】と覚えておけば大丈夫でしょう。
また制作に必要な環境は以下の三点を購入が入門編として考えれば一通りの事が行えるはずです。
iPadでマンガ制作はオススメ?
色々なマンガ作家さんのインタビュー記事を拝見すると、iPadでの作画を行っているケースが多くなっている様子。そこで細かい描写が行えるものは【iPad Pro】だけになりますので、入門機として購入するにもパソコン並の価格となります。
因みに、何故iPad Proを選ばなくてはならない理由として、アップルペンシルが第2世代ものが唯一つかえる端末だからです。
つまりスペックよりも描写の精度が重要になるという状況ですので利便性に長けている分、決められたiPadを選ばなくては後々後悔する可能性がありますので、ここは慎重に考えましょう。
現代の10代は、パソコンよりもタブレット端末のほうが馴染みがあると思われますが、保存やデータ入稿などに関してはパソコンが融通が利くと思われますので、趣味で始めるならばタブレットで、お仕事としてマンガを描かれるのであればパソコンはあったほうが良いかもしれません。
これらはあくまでもご提案となりますので、もし身近に導入されている先輩方からの意見を頂けるのであれば必ずその方の意見を優先に参考にすべきと考えます。