うっかりノートパソコンに飲み物をこぼしてしまった。通年多いお問い合わせですが、この問題については分解洗浄が出来る機種と出来ない機種が存在します。
もちろんどの機種も分解による洗浄が可能といえば可能なのですが、ここで一番の問題は【現在機器もしくはキーボードが動作しているかどうか】によって判定が異なります。
最近販売されたばかりのノートパソコンの場合や薄型のモデルに関しては、キーボードが利かなくなってしまた場合につきましてはキーボードの交換は困難もしくは不可となっており、この場合はメーカー修理となってしまうのが現状です。
また、キーボードが交換が行える機種については表面から取り外し可能なモデルのみ交換が可能となっておりますので、このあたりについては事前にパソコンの型番をお伝え頂ければお調べも可能です。
ノートパソコンを水がかかった場合の対処方法
では、万が一大事なノートパソコンに水分をこぼしてしまった場合は、液体の種類によっては洗浄の方法が大きく異なります。
水やお茶をパソコンにかけてしまった場合
まず【水やお茶のような限りなく水に近い液体】に関しては、分解後に濡れた箇所を無水エタノールにつけ込み水分を浮かせ自然乾燥を行えば完了です。
また、乾燥後に動作が正常に行えない場合は接触不良が生じている場合は接点箇所に接点復活剤使うか、メーカー修理となります。
コーヒーやお酒やジュースなどをパソコンにかけてしまった場合
次に【コーヒーやお酒や甘みが入っている液体】をパソコンにこぼしてしまった場合は、まずは凝固しそうな原因を解決させるのに精製水で洗浄します。これは普通の水でも構いませんが、塩素を多く含む水分については正確な洗浄には適しませんが、水の洗浄に関しては過剰に考えなくても結構です。
ただし、洗浄のコツとしては機器を分解し通電していない環境で、使い古しの歯ブラシなど水をかけながら軽く擦るように洗い流す感じで洗浄し、その後無水エタノールにつけ込み水分を浮かせ自然乾燥を行えば完了です。
また油分などの汚れがある場合は電子パーツクリーナー(エレクトロニッククリーナー)を使うと非常に効果的です。
これらは全てお客様自身で行える作業ですので、民間の修理点にご依頼を頂かなくてもご自身で洗浄を行う事をオススメします。
コロナ禍の影響で【無水エタノール】の価格が高騰しておりますが、値段が安価だという理由でアルコール濃度が低い【消毒用エタノール】などは使わないようにして下さい。成分によって機器を損傷させる可能性があります。
当店ではオンライン予約でもご依頼が可能です。以下の【水をかけてしまった】を選択してご依頼下さい。
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ご自身で分解清掃が行えない場合は民間の修理店に依頼してみて下さい