Ryzen5 2400GとRyzen3 2200Gの情報が解禁!!これは売れること間違いなし!
2018年2月12日、ついに日本国内でRyzen2000シリーズとなるRyzen 5 2400GとRyzen 3 2200Gの情報がAMDから解禁されました。これによりハードウェア系のサイトでは一斉に情報を開示しており、テスト機でベンチマークを行った結果を掲載されておりますので購入前の参考になる情報が目白押しです。今回はこれらのレビューサイトを参考に簡単にまとめたいと思います。
見出しから理解する今回のRyzen2000シリーズとは
まず根本的にAMDのRyzen2000シリーズが何故これだけ注目されているかと言うと、「インテルを超える最強のコスパCPU」とも言われるからであり、低価格で速いCPUが手に入る事で自作ユーザー達の中では「情報はまだか?」「はやく正式なレビューが観たい」など、発売日直前にどれだけの情報を頭の中に入れておくかが購入時のパーツ選びを左右させることで、これはスマホでは「アップルの新iPhoneの発売日前日の基調講演のような状況」にとても似ていますね。
今回は時間がない方の為に、Ryzen2000シリーズでは何が魅力的な事なのかを各レビューサイトの見出しを見るだけである程度は判断できますので、「エルミタージュ秋葉原」と「4Gamer.net」と「アスキー」の情報を参考に引用させて頂きました。
・Zen+Vega構成の最新APU「Ryzen 2000G」シリーズ
・シングルCCX構成に変更された「Ryzen 2000G」シリーズ
・CPUテストでは高負荷時でも100Wを切る省電力設計 [4Gamer.net] Ryzen 5 2400G,Ryzen 3 2200G
・改良版Ryzenコアと,Radeon Vegaコアの合体版
・CPU:改良版Ryzenによる最大4コア
・GPU:Radeon Vega世代の演算ユニットを最大11基搭載
・メモリコントローラ:DDR4-2933に正式対応
・マザーボード側では対応BIOSの導入が必須となる点に注意
・評価キットはドライバ周りにやや難あり
・無理なケースもあるが,おおむねフルHDでゲームをプレイできる3D性能
・GPUアクセラレーションが有効な局面で優位性を見せるRaven Ridge
・Ryzen with Vegaの電力性能はまずまず [アスキー] ZenとVegaが合体した「Ryzen G」は低予算自作における革命だった!
・Ryzen 2000シリーズの内容を先取り
・GPUは付加機能に謎あり
・Ryzen Gを使えばローエンドGPU並みのPCを安価で組める!
・Ryzen Gの性能は内蔵GPUの常識を覆す出来
・実ゲームでもコスパを考慮すればとても優秀!
・メモリークロックの違いでどう変化する?
これらの見出しを拝見すると、「GPUとCPUの構成の最新モデル」と「省電力」と「低価格」が目立っている気がしますね。やはりコスパを重視した構成となっている事で高性能である事以上に、価格から見ての性能を評価している記事が多く感じられる内容が多かったです。
コスパで見ればRyzen3 2200G
上記のサイトでのベンチマークを見れば、Ryzen5 2400GとRyzen3 2200Gは対インテルでの「速度で考える場合」と「コストで考える場合」が2分化される結果になったと感じられます。5chの掲示板にて以下の情報が記載されておりました。
Ryzen 2400G (3.6/3.9GHz): 740
Ryzen 2200G (3.5/3.7GHz): 539
i5-7600K: 701
i5-7500: 605
これで観ると理解しやすく、性能差で言えば「 i5-7600K > Ryzen 2400G > i5-7500 > Ryzen 2200G 」という結果となっているが、これを価格で観ると
Ryzen 2200G (3.5/3.7GHz): 12,800円
i5-7600K: 27,508円(価格.com)
i5-7500: 22,668円(価格.com)
となり、安い価格では「 Ryzen 2200G > Ryzen 2400G > i5-7500 > i5-7600K 」となり、その差は大きく1万5千円以上に開きが出てくる、またRyzen 2200Gとスコアが近いi5 7500と比較をしても1万円近くの差は非常に多きい事が分かります。
つまり素人目で考えてもRyzen3 2200Gは最高のコスパであることが証明されており、今期は間違いなく即買いクラスの代物です。あとは従来の「Socket AM4」に互換性がある事から既存のマザーボードはBIOSが対応する事で利用が行えるため、メモリコントローラを考えなければ互換性が在ることでAMDファンとしては歓喜の代物となる。
また前回のブログで「GTX1030クラスとほぼ同等」と書きましたが今回の評価用のドライバーでのベンチマーク結果では完敗となった結果になりましたが、アスキーの記事の通り「低予算で軽いゲームが遊べるゲームを組むなら選ばない手はない」と謳っているように、今回のRyzen2000シリーズは当たりであることは間違いなさそうです。
安牌でインテルを選んでいた時期もありましたが、今後はAMD一択の時代も十分にありえそうでなりませんね。尚、ツクモ札幌駅前店ではRyzen5 2400Gが19,800円、Ryzen3 2200Gが12,800円で販売が開始された様子。全国各地で販売が開始されたと思いますので欲しい方はお早めに。
【パーツ】おはようございます!本日より話題のRaven Ridgeが発売です!価格は・・・意外と安い!セット品もご用意したので、是非ご利用下さいませー!LOLなどのゲームだと、VGAを買わなくても楽々プレイできる性能が・・・! pic.twitter.com/3Ym3fwYafQ
— DEPOツクモ札幌駅前店パーツコーナー (@TK_Sapporo_P) February 13, 2018
また、ドスパラではネットで全てのパーツが揃いますので組む場合の参考にどうぞ
パーツ( ☆はいずれか ) | 品名 |
CPU( 2400G )☆ | AMD Ryzen 5 2400G |
CPU( 2200G )☆ | AMD Ryzen 3 2200G |
マザーボード | ASUS TUF B350M-PLUS GAMING |
メモリ | G.SKILL DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組 |
電源 | Corsair CP-9020102-JP (550W) |
SSD(M.2) | Samsung 960EVO MZ-V6E250B/IT (M.2 250GB) |
ヒートシンク | HM-19A (M.2チップ用) |
ケース | ENERMAX ECA3360B-BT( 黒 ) |