パソコンでのウイルスや警告を謳ったサポート詐欺、通称「パソコンサポート詐欺」は未だに衰えすらない状況であり、その手口も巧妙化してきた様子。
以前に書いた記事で「サポート詐欺の被害に遭わないためのおまじない」というものがありましたが、これを行えば今でも未然に被害は防げます。
しかし、今日に至っては詐欺もパターンを変え、パソコンの画面に表示させる内容も深刻な問題と出るケースもあれば、最寄りの情報を含めた内容を混ぜ込み、お問い合わせを促す画面を表示させるケースが増えてきたそうです。
そこで問い合わせをすると遠隔操作を行わせるよう促され、サポート終了後に数万円の請求を行われ、拒否をすると連日「非通知」での電話の問い合わせが続く、というのが一般的ですが、一部ではクレジットカードの情報を聞かされ「このカードでは利用は出来ない」と伝えられるものの、実際には限度額いっぱいまで買い物をされてしまった方もおられました。
ここで、詐欺に遭わない方法は、電話をしない、遠隔操作を受けない、カードなどの情報を伝えないの3つを、ご家族の方で情報の共有を行って頂ければと幸いです。
この苫小牧市内でも、当店だけで週に数件のご相談があるくらいですから、国内では数千人規模の被害者が増えていると思われます。
これらは「騙されないための対策を覚えるだけでは危険」と判断して頂き、日々パソコンをお使いの上で「普通だとありえない」事を知る機会を身につけて頂くよう、多少でもパソコンスキルを身につけて頂ければ嬉しいですね。