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GPD WIN4とSteamDeckを比較してみるがサイズよりもスペックよりも最終的には〇〇が重要

SteamDeckにWindows11をインストール

昨年2022年12月17日に出荷が開始されたSteamDeck、その人気は国内でのモバイルゲーミングデバイス市場で連日話題になる程までに博している様子で、私も入手した当初は連日記事にしてしまう程までに作り込まれたデバイスだと実感しました。

SteamDeck届いた

GPD WIN4の仮予約が開始

そんな中、モバイルゲーミングデバイスの先駆けとも言えるGPDブランドから「GPD WIN4」の予約が開始されました。発売時期は2023年4月~5月との事で現在はクラウドファンディングでの予約となり、本予約は2月から開始されるとの事。

GPD WIN4
画像 : GPD Direct

ここでSteamDeckとの比較が多数掲載されているのですが、全てにおいてGPD WIN4が上回っている様子を紹介しておりました。

GPD WIN4とSteamDeckの比較

GPD WIN4ではSteamDeckと比べて横幅サイズは7.8cm、縦幅は2.5cmも小さく、まるでPSVitaのパ〇リとも思えるデザインは操作をされる方にとっても抜群の安定感になることが予想されまます。

GPD WIN4とSteamDeckのサイズの比較
画像 : GPD Direct

仕様についても、コア処理に関しては大まかに2倍、SSDに関してもM.2 NVMe 2280を採用している事で、SteamDeckでは需要の少ないNVMe 2230と比べてGPD WIN4は記憶媒体に関しても汎用性のあるものを採用している事は評価出来るポイントの一つ。

GPD WIN4とSteamDeckのスペックの比較
画像 : GPD Direct

そしてSteamDeckとの大きな違いとしては「スライド式メカニカルキーボード」を採用している事で、MMORPGなどでのチャットでの会話での周辺機器を必要としない機体として利用が出来る事が何よりも購入意欲をそそられる。

GPD WIN4スライド式メカニカルキーボード
画像 : GPD Direct

全てが理想的とも言えるGPD WIN4ですが、問題は一番重要となる価格となります。

GPD WIN4は買いか?

GPD WIN4では現在クラウドファンディングの予約の準備段階となっており、頭金として1,000円を徴収して受付を行っているが、参考価格が14~20万円となっております。

ここで大半は「16GB/1TB」を選択される事が予測されるが、その国内での為替相場価格は15~16万円となっており、GPD WIN4は予想以上に高額な商品となってしまっている。

為替が135ドル換算での計算となっているので、令和5年1月4日(水)現在の為替が130ドルとなっており、このレートだと117,731円になるので、このまま推移すれば販売価格は5,000円前後の値下がりが期待出来そうです。

GPD WIN4価格
画像 : GPD Direct

仮に145,000円前後でGPD WIN4が購入できたとしても、SteamDeckでは10万円を容易に切る価格で59,800円で購入可能、仮に自身でSSDを1TBに交換する35,000円前後の費用を踏まえても合計でも94,800円程度で収ります。

SteamDeck価格

これは過去の記事でご紹介したSteamDeckに最適なSSDが登場した事によって現在最強コスパとなり得るデバイスとなっております。

SteamDeckに最適で最速なSSD Rocket 2230 NVMe 4.0

スペックよりもコスト安のSteamDeckを優先すべき

SteamDeckのSSDを1TBにする事でWindowsをインストールしてどのゲームでの遊べるようにした方が圧倒的にコストパフォーマンスが高い事、スペックはGPD WIN4とはかなり落ちるものの、モバイルゲーミングデバイスに圧倒的な速度を追い求めるのは一部のユーザーだけ、と考えます。

個人的な結論としては、10万円を超えるパソコンを購入するのであればゲーミングのデスクトップパソコンを選択するでしょう。何故なら速度重視であればモバイルゲーミングデバイスを14万円以上を選択するのは矛盾が生じる、と感じるからです。

SteamDeckが現在、話題沸騰中なのは「この価格で動作する事の感動を味わえるから」であり、単にスペック重視のモバイルゲーミングデバイスは半数の消費者は求めていない事を知るべきです。

ただ、もしGPD WIN4が最下級モデルが9万円台で販売されるとしたら・・・?市場が一転する可能性もありますね。

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