これは、買うかもしれない。
今から35年前に「熱血硬派くにおくん」というアーケードゲームが人気を博し、それから任天堂のファミリーコンピューターで「くにおくん」シリーズが不動の人気となったタイトルでしたが、これをピークに徐々に姿を見なくなりましたが、このゲームの制作元のテクノスは2015年にアークシステムワークスという会社に譲渡されたようです。
そして、そのアークシステムワークスがこの度「くにおくん」を復活させるとの事で、完全新作のタイトルが何故か「くにおくんの三国志だよ全員集合!」。
現代にツッパリやヤンキーという生き物がなくなりつつある中で、考えに考えたのかは定かではありませんが、まさかの三国志がテーマ。
因みに、作り込みに関しては従来のファミコンソフトの「熱血行進曲」を彷彿とさせるドット絵と2Dでの横スクロールのアクションはそのまま活かされているようなので、当初ファミリーコンピューターで遊ばれていた少年(今は中年)は懐かしみそうですね。
公式サイトでは動作プレイの様子は公開されておりませんでしたが、東京ゲームショウ2021の発表にて実際VTuberがプレイをされている様子を観る事が出来ます。
う-ん、これは間違いなく楽しそうだ。
当初遊んでいた方であればお分かり頂ける内容かもしれませんが、「くにおくんの~全員集合」シリーズはもはやヤンキーの域を超えてマッハパンチや人間魚雷など、現代の3Dゲームであれば到底再現しかねないむちゃくちゃな必殺技が多かった事で、この技の一つ一つがコミカルで心が躍る演出が多かったのです。
現代の40代のおっさんは、ゲームは苦手だけど息抜きには遊びたい世代。スマートフォンのゲームではちょっと物足りず、PCゲームのような本格的なアクションも苦手、そんな方にぴったりなのがこの「くにおくん」シリーズではないのかな?と思うのです。
おっさんだってゲームで遊びたい。
そんな要望を叶えるゲームがまた35年振りに復活したら、もう遊ぶしかないでしょ?
発売予定は2021年12月、まずはニンテンドースイッチ版から発売されて、PS4やSteamは2022年となるそうです。