あらー、なんてことでしょう、BIOSの設定を行いたくてもパスワードでロックされている。そんな時は、ハッシュコードを発行させてスクリプト解析でマスターパスワードを解除してしまいましょう、というお話です。
その方法とは、ますはパソコンのBIOS画面に入り、以下のパスワードを順番に入力します。
1回目:3hqgo3
2回目:jqw534
3回目:0qww294e
すると「System Disabled」などと表示された下にハッシュコードという「文字」が表示されますのでこれをメモを取ります(スマホで撮っても良いですが、自分の呆けた顔も写ってしまうので注意)。
ハッシュコードを控えましたら、いよいよ次は解析の準備にはいります。
このハッシュコードは、メーカーと文字数によって異なりますので、事前にPython 2.7.16をインストールしてから、BIOSを解析をするスクリプトのを提供してくいる所で、メーカーとハッシュコードの文字パターンと一致するものをダウンロードして実行します。
今回は富士通製のPCですので、該当するハッシュコードは「6×4 decimal digits」でしたのでこれを実行。あとは「Please enter the hash」にハッシュコードを入力するだけでマスターパスワードが表示されます(ハッカーになった気分を味わえますが、これは他力です)。
はい、あっさりと解除完了。
ここで忘れずにマスターパスワードを使ってパスワードロックを解除しておくことも忘れずに。有志ある人によって、意図も簡単にBIOSロックを解除出来る時代になりましたね、ありがたやありがたや、です。