反省です。
先日、重障害のHDDとなるクローンを行ったのですが、かなりの確率で失敗するんですよ。それが今回成功しまして、あまりにも興奮してお客様に経過報告をご報告したのですが、お客様は冷ややかなご反応。
「全てが起動して正常に動作するんですよね?これはビジネスですから立ち会ってその時に正常に動作を確認するまでは・・・」と仰っておりました。
つまりは成功(=お支払いの確約)との報告だと解釈されてしまい、動作チェックをご自身で行うまでは成功とは言えないという事です。本当に仰る通りですよ、こちらとしてはまずは喜んで頂けると取り急ぎご連絡をしたのですが経過報告は場合によりけり、となるみたいです。
とある書籍で「仕事は結果が全て、言葉で成功と言っても意味が無い」のようなものが書かれておりましたが・・・まさにそれですよね。
少しでも状態の良い環境でお渡ししたいという気持ちは、結果で示さないといけなかったんですね、修理業というものは既存の部品を活かす作業でもありますので、新品ではないパソコンを復旧させる事での一歩前進というのはこの上なく嬉しいものなのですが、猛省しております。
個人的には「仕事を越える何か」という情熱がないと成功しない作業もある事を知っております。小さなピースの偶然の積み重ねで起こる奇跡もある。これがカチリとハマった瞬間に起動した事が嬉しいんですよ。そして経過報告をしてしまいました・・・これがよくないですんよね・・・うん・・・でもやっぱり修理はこれがあるから楽しいんですよねぇ。