ワープロという存在を覚えてますか?
皆様はワープロというものを知っていますか?多分知らない世代が増えてきているとは思いますが、ワープロとは「ワードプロセッサ」の略でモニタとキーボードと印字する機能が備わった機械の事です。現代ではノートパソコンとプリンタを合体させたような感じです。
そんなワープロですが、2日に1度は必ずお問い合わせがあるのですよ、「ワープロの修理は出来ますか?」と言う内容で。もちろん当店では修理を行いたいものの、現在では部品の調達が困難である事から修理はお受けできないというご返答を行っておりますがそもそも、現在ワープロを使ってまた文章を入力を行っている方は非常に少ないことから、修理を行いたい事情をお聞きする事にしておりますが、そこに意外な理由がありました。
ワープロを使いたいのではなく、データが欲しいから
実はワープロの修理を行いたい理由は本体ではないのですよね、意外にもフロッピーディスクの中身だけが必要だったりするんです。その理由は「生前に父が残した住所録が必要なんですよ」や「母が日記をワープロで綴っていたので、それを見たいんです」という内容なのです。
そのようなデータだけが必要な理由であれば、フロッピーディスクの中身は利用ができるようにコンバート(変換)処理が可能なのをご存知でしょうか?当店では以下の「ワープロ文書変換サービス」という名目で、7年前から行っておりまして、全国から郵送で毎月多数の方からご依頼が来ております。
ここではワープロの文章をWordや一太郎の形式に変換したり、テキストファイルにしたりと、ご希望のデータに変換したファイルをCDに焼き込んでご郵送を行うサービスです。対応ワープロ機種はほぼ網羅しておりますので、フロッピーディスクをご郵送頂くだけで到着後1時程で処理は完了しております。
比較的お急ぎの方が多いのです
ご依頼を頂く方は基本的にお急ぎの方が多いので、変換後のデータはメールに添付(Zipで暗号化をかけて圧縮)してお送りする事が多いです。その後、お預かりしたフロッピーディスクとCD-Rをご郵送して完了という流れでしょうか。これで1枚辺り3,000円以下でご対応をしております。
最近では、テキストデータへの変換作業(1,600円)は格安で行っている事で、このコースが一番人気ですね。因みに、コースによってのお値段の違いの理由はデータ確認作業の確認の手間によって料金を変えているので、文字化けなどの確認が容易なテキストデータがお安い理由はそこにあります。
もし、この様にワープロの機器の修理ではなく、フロッピーディスクなどの外部メディア限定とはなりますが、データだけが必要であれば、変換サービスをご利用頂くことで問題が解決するケースもございますので、お困りの方はご相談頂ければ幸いです。