格安SIMの認知率は83%だが使っている人は15%
MVNO?格安SIM?格安スマホ?という名称が混乱を招いている
株式会社MM総研が3月23日に発表された「国内MVNO利用状況調査」にて格安SIMや格安スマホを知っていて、また利用しているかをインターネットでの消費者アンケートで統計を取ったようです
統計では、3.5万人から集計を取って、知っている方は8割、使っている人が2割以下との事で、街角アンケートと違いインターネットでの集計ですのでもっと実際は知らないという方も多いと思われます。
そもそも格安スマホが「スマホが安い」という解釈してしまうお客様もおられましたので、あくまでも名称であり「通信料金を格安で提供している会社が抱き合わせで販売しているスマホ」とご説明したことがあり、まだ世間では3大キャリア(ドコモ、au、SoftBank)が強いという事ですね。
格安SIMの契約店舗が少ない事も理由に
早い段階で格安SIMを提供をしていたOCNでは宣伝広告費を抑えるため、現在でもインターネットでの広告を軸に宣伝を行っていますが、最近ではSoftBankの子会社のワイモバイルなどの格安スマホのCMをテレビでも流れる事が増えてきました。
このように既存店の形を変えて営業するスタイルはまれですが郊外の住民にとっては即日契約が出来る店舗はありがたいです。ですが格安スマホ専門店という位置付けではありませんので浸透するにはもう少し時間はかかりそうですね。
Yahoo!BBのパラソル隊のように
実際に私も電話番号を生かすため、既存の携帯会社から格安SIMへ変更しましたが、インターネットでの手続きでSIMカードを郵送してもらうのですが、携帯会社にMNP(ナンバーポータビリティ)の申請を
して受付番号を発行して、SIMが発送されて到着までの間(2日間程)は電話が使えなかったことが不便であり辛かった記憶があります。
当初からワイモバイル等の実店舗が存在すれば、どれだけおススメの通信会社があったとしても最寄りを選んだと思います。
面倒であれば今のままでいいという考えがこの「利用率15%」という数字となりますので、昔Yahoo!BBがパラソル隊として路上でモデムをバラまいてADSLを売り込んだように、SIMとスマホをバラまいて頂ければもっと広がるのかな、と思います(これは無さそうですが・・・)。
最後に、格安SIMの詳細については以下のブログに書いていますので参考にして頂ければと思います。