突如登場したAmazonが販売するFireタブレット「Fire Max 11」。
今までのFIreタブレットでは「アマプラ(AmazonPrimeビデオ)やKindleを観る程度」と思っておりましたが、今回のタブレットはどうやらガチ仕様らしい、との事。
ではどんな所が「ガチ仕様」なのかを、今回調べてみました。
CPUがArm社の「Cortex-A78」と「Cortex A55」を採用
今回採用するCPUが「Arm Cortex-A78(最大2.2GHz)×2、Arm Cortex A55(最大2GHz)×6」と8コア構成になるのですが、これが価格(34,980円)以上の性能を期待する声が出ており、特にArm Cortex-A78ではノートPC並の処理速度が期待出来るとの事。
多方面の情報を調べてみると、CPUスコアの期待値としては前回販売された「Fire HD 10」の約2倍以上の処理速度、iPhoneと比較をすればiPhone12相当との事。
「えっ、iPhone12相当って遅いんじゃ・・・」と思われがちですが、そもそもが異次元の処理速度を持つアップル社のモバイルCPUとの比較で考えても参考にはなりません。とはいえ、同様の性能がどのCPUと匹敵するのかが気になりましたので、やや強引にまとめると以下のような感じです。
Arm Cortex-A78と処理速度が類似しているCPUは?
- Apple A14 Bionic: Appleが開発したチップで、iPhone 12シリーズに搭載。Cortex-A78と同様の性能を持ち、高いシングルスレッド性能と効率性が類似。
- Qualcomm Snapdragon 888: Qualcommの最新のモバイルプラットフォームで、2021年のハイエンドスマホで採用。Kryo 680 CPUコアを搭載しており、これがCortex-A78に匹敵する性能らしい。
- Samsung Exynos 2100: Samsungのモバイルプロセッサで一部の地域のGalaxy S21シリーズに搭載。Cortex-A78ベースのCPUコアを備えている事で類似として候補に挙がる。
あれ?意外と速くない?と思ってしまいましたが、これはあくまでも参考程度にしておくと良いでしょう、何せAmazon公式では高速処理なんて一言も書かれておりませんので。
と、速度ばかりを気にしていても何ですから、その他の機能も注目してみましょう。
Zoom会議でも使えそうな8メガピクセルカメラ
より実用的に考えればノートパソコンとまでは考えなくても、お仕事でも活用したいと考えたくなるのがこの価格(34,980円)ですから、Zoom会議としても使えそうな8メガピクセルカメラが搭載している事に注目すべきでしょう。
処理速度はきっと多分速いでしょうから、最低限のレスポンスは補償されていると思いますので、会議用のデバイスとしてもアリかな?と思います。
ついでになんですけど、ペン・・・いる?
学校の授業で多く使われるSurfaceやiPadなどではスタイラスペンがあれば無双状態と聞きますが、このFire Max 11でも専用スタイラスペンも利用可能との事。
このスタイラスペンの最大の欠点は、ペンにある事ではなく「Fire OS」が最大の弊害である事が利用価値を失わせている気がしてならないですよね。
詳しい方ならばAndroidOSに切り替えるとは思うのですが、出荷時の状態で全てのAndroidアプリが使えない状況でペンまで利用する事を考えるか?・・・私ならば・・・考えません。
確かに数年前のAppleでは無印のiPadを3万円台で販売しておりましたが、それはあくまでも当初のお話。現代で3万円台のタブレットの牙城を崩せるのは、まずはFire Max 11のレスポンス次第ですから、同時購入はまずは控えても良いのでは?と思います。
つまりFire Max 11は・・・買い?
ここまでの内容で「わぁ・・・Fire Max 11欲しい!」と思える方は単なるガジェット好きの人だけかと思いますので、まずは発売後のレビュー記事を参考にしてから購入すべきかと思います。
と、ここまで購入すべきかは発売後次第とお伝えしましたが、上記の「単なるガジェット好きの人だけかと」というのは私の事ですので、例え地雷なタブレットだとしても購入しますよ。
Kindleなどの電子書籍を使わずに、今までFireタブレットで小説を読んでいる私ですから、これだけでも発売してくれる事に御の字です。
たとえこの予算でiPadの購入の足しにすれば良いかと考えても、新しいものが好きなんですよ。飽きたらアレクサデバイスとして活躍してくれそうですし、発売後はどうぞ私のブログをお読みになり、参考にして頂けれ良いかと思います。
ではまた発売日後にお会いしましょー。