たまには修理ブログでも
ここ最近ではiPhoneパソコンの修理の様子を撮影していませんでした。理由は単純で「修理中に撮影する時間がない」という事です。そもそも対面修理で修理が完了次第に写真を撮影する余裕ってあるんでしょうかね、と思っていましたが今後は素材を頂くという事も兼ねて少しずつですが修理の様子を掲載してゆきたいと思っております。
今回はお客様が修理品をお持ち込みになられた内容となりますが、GalaxyS9の液晶修理を行いました。因みにこの案件は、お客様とご相談の段階から入念にヒアリング行った結果であり、どんな修理でも行うことを承諾している訳ではありません。
お客様が仕入れ、それをお持ち込みになられたのですが、どうやらGalaxyS9の液晶パネルは容易に手に入るものではないそうで、有機ELパネルという事もあって1.9万円と割高(iPhoneXに比べればまだ安いかも)。どうやらこれはネットショップではなくフリマでしか入手が出来なかったそうです。
因みに今回はフレーム付きのパネルを購入して頂いたので交換作業は比較的スムーズに思えておりましたが・・・これが仇になるとは思いもよりませんでした。まずは背面の蓋をヒートガンで温めて開梱です、この段階の作業で10分を要しました、なにせ接着面が硬すぎす、簡単には剥がせません。
Qi充電対応とのことなので、新調にQi充電シートカバーを外して中身をようやく拝む事が出来ました、あとは一部分を覗いては楽勝で難易度はゼロに等しいです。
まずは上部ののネジを全て外して
下部のネジも外します。注意点は特にありませんがとにかく丁寧に作業を行えば問題はありません。
ですが、ここで大事故が発生しまして、バッテリーを剥離中に発火しました。右手を負傷しましたが、何よりもこれ程までも発火がしやすい事に驚きました。バッテリーは白い煙を立ち上げ一気に燃え盛り旧パネルは黒焦げになりました。幸い基盤や周辺の部品を全て取り外しておいて良かったと思います。
完成図のGalaxyS9の写真を撮り忘れましたが、バッテリーを取り寄せ無事に完了しました。今回の問題はバッテリーの剥離作業が一番の難関に尽きます。しばらくはこのGalaxyの端末は修理を行う予定はないかと思いますが、バッテリーとセットで修理の挑まないとだめかも知れませんね。