先日公開されましたiOS15ではiPhone6sまでサポートしておりますが、この最新のiOS15では様々は不具合が存在するようです。
バッテリーの消費が激しくなる？
まず最初に「iOS15にアップデートを行うとバッテリーの消費が激しくなる」との報告を一部の修理部品販売業者から頂いております。
これはバッテリーの交換修理の有無とは関係なく未交換の既存バッテリーでも同様であり、iOSのバージョンアップ後にはインデックス処理などを内部で行われている事でかなりのバッテリーの消費がある事が定番となっており、今回に関しても同様と見られる問題だと予測はしております。
これに関してアップルは常に利用者の状況を把握していると思われますので、修正が必要だと判断した場合はマイナーアップデートで修正される事になり、利用者としてはこれを待つことになりそうです。
「iPhoneの空き容量が残りわずか」と表示される
次に、iOS15にするとiPhoneのストレージ容量は足りているのに「iPhoneの空き容量が残りわずか」と表記される可能性があるとの事で、これは単純にバグらしいのですが当方では再現されず、もしかするとiOS更新前の状態で大量の写真や動画を保持されている方が該当するかもしれません。
一説によると、初期化を行えば解消されるとの事ですが、この場合はデータを失うリスクがある事から、まずは不要な写真を削除を行うか、写真をGoogleフォトなどの外部サービスに移動した後に写真や動画を全て削除すれば解消されるかもしれません。
これはiOSのマイナーアップデートを待つか、上記の方法をお試し頂く他ありませんので、容量表記の問題で画像や動画が保存出来ない場合は慌てずに、ご判断頂ければと思います。
交換修理を行うとカメラが使えなくなる可能性
他には、民間のiPhone修理業者でiPhoneXSでパネルやバッテリー交換を行った方がiOS15にアップデート後にアウトカメラもしくはインカメラが使用出来なくなったとの報告がありました。
当店ではXSの修理を承っておりませんが本件のXSのような修理に至っては、互換性のある液晶パネルであっても他の機能に影響を及ぼす可能性がある事があり、これらは状況を確認中との事ですが個人的には修理を行っていないiPhoneでも、アウトカメラが使用出来なくなったなどの問題をご相談頂いたケースもある事から、新しいiOSに関しては必要であったとしても一ヶ月はインストールを控えた方が良いケースもございますので、利用されたいアプリが最新のiOSの対応が必須になった時にインストールを行う事を強くオススメします。
時が経てばiOSも進化し、利用しやすくなるのはありがたい事ではありますが、既存のiPhoneに関しては「ハードウエアは現状のまま進化はしない」という事を念頭に、基本的にはiOSの更新は推奨とはされておりますが、現状ご利用されていて機能が使えないなどの不満が生じない場合については無理にアップデートを行わない事が安全で安心です。
