iPhoneが外出先で壊れた時の対処の方法は?
旅行先でiPhoneが壊れた場合どうする?
大型連休で帰省や旅行先でうっかりiPhoneを落としてしまい画面が割れてしまった、水没させてしまった等、旅行先で悲しい思いはしたくないものです。今回はお出かけ前に事前に準備しておくべきモノや、壊れてしまった時の応急処置についてアドバイスが出来ればと思います。
事前に用意すると良いもの
お出かけ前に万が一を考え、用意しておくべきモノを考えてみました。小さなバックでも入るものですのでお時間があれば揃えて置くと良いと思います。
・ジップロック
・ティッシュ
・爪楊枝
・歯ブラシ
海水浴に行くようなモノばかりですが、応急処置やメンテナンスにはとても効果のあるものばかりです。では実際にこれらをどのように使われるのかを用途別にご説明します。
iPhoneを水没してしまった場合
トイレや浴槽、または水たまりや池などうっかり落として水没させてしまった場合は慌てずに電源を切り、SIMトレイを開けるピンでSIMを抜いて下さい。
その後はiPhoneをティッシュで包み、最寄りのコンビニなどでお米か乾燥剤を用意してジップロックに入れて一晩放置。ここで大事なのは「絶対に電源を入れない事」です。水分が抜けきらないうちに利用すると基盤のチップが水分を触れてショートし、復旧はほぼ不可能となります。
もし海水や溶剤の入った液体に浸かってしまった場合はiPhoneの電源を切った状態でを十分に水洗いをしてからジップロックに入れてください。お急ぎの場合はお近くの民間修理店にご連絡をしてください。
iPhoneの充電が出来なくなった場合
突然iPhoneは充電できなくなった場合は以下の2つのブログを参考にして頂ければと思いますが、要点として100円ショップでのケーブルはNGであり、家電量販店などで販売されているApple認証が付いたライトニングケーブルを使用することです。
次にドックコネクタのゴミを歯ブラシで掃除し浮き出たホコリのようなゴミは爪楊枝で書き出してください。これでも充電ができない場合はドックコネクタの破損かバッテリーの劣化による通電不良の可能性が濃厚です。
またお車でのシガーソケットでの充電時にiPhoneの電源が入らなくなった場合はご利用を速やかに控え、家庭用コンセントで充電が行える場所までご利用は控えてください、そのまま車内で充電を続けているとドックコネクタまたはバッテリーが壊れますので注意です。
これはシガーソケットのUSB充電機が不良品、もしくは電圧が合わないものを使用している可能性があり、もしお持ちでご不安を感じたのであれば車内でもモバイルバッテリーのご使用をお勧めします。
iPhoneを落としてしまった場合
コンクリートやタイルなどの固い床でiPhoneを落下させると、必ずしも割れるとは限らず画面が真っ暗な状態になる事があります。これはデジタイザケーブルの断線が考えられますので以下の記事に詳細を書いています。
割れてしまった場合、亀裂程度であれば手を切らないようにするため応急処置として液晶保護ガラスを貼っておくと亀裂が広がりにくくなります。一部のガラスが粉砕されている場合は応急処置としてジップロックに入れて使用してください。
今回は大きく3つに分けてご説明しましたが、いずれにしましても「そのままの状態で利用してはいけない」という事。特に水没についてはドライヤーなどで乾燥させると内部が錆(さび)が生じますのでお時間がある時に民間の修理店へご依頼される事をお勧めします。