iPhoneで相手の声が聞こえない時の原因と解決方法
通話中に違和感があれば対象です
お客様からiPhoneで「相手の声が聞こえない」「相手の声が小さい」「相手の声がザラザラと聞こえる」というご相談をよく頂きます。これは何が問題かと考えますと、ほとんどが一部の部品の交換で解決しております
イヤーピーススピーカーが原因
iPhoneでは耳にあてる箇所にイヤーピーススピーカーという機器が取り付けられております、この箇所が故障または不具合が生じると「相手の声が聞こえず」や「音がザラザラ」する症状となります。
では何故このような症状となるのか? 過去の事例として挙げてみたいと思います。
水没が原因の場合
洗濯機やトイレなど、うっかりiPhoneを水没させたタイミングではまだこの「聞こえない」症状は発生していないようです。その後時間が経ち、接触箇所がサビで腐食して音声が全く聞こえない症状を確認しております。
他にも早く乾燥をさせたい焦りで、本体基盤を乾燥させようとドライヤーなどで温めてしまう場合に発生しやすく、水分に洗剤や溶剤が混じっているとより悪化してしまうケースから、あえて水道水で洗浄する方法で解決出来る方法もあります。
また耳をあてる箇所が発熱していたら交換修理確定ですので、可能であれば分解修理が行える方が検証してください。
落下による破損
iPhoneを落下させてしまい、イヤースピーカーの部位がむき出しになってしまった場合、稀に接触箇所のピンが折れてしまい音が聞こえない症状になった事がありました。
同業者で液晶パネル交換修理後に「聞こえない」と相談のご依頼があった時はほとんどがピン折れでした。もし他店で液晶パネル交換後は必ず通話チェックもお願いしてください。
赤ちゃんのよだれ
iPhoneが水没していなくても、ピンポイントで水没となるのが赤ちゃんなどのよだれです。お子様が口でiPhoneをくわえてしまい、よだれでiPhoneの頂けるを破壊してしまったケースがありました。
この場合ではイヤースピーカー箇所が水没同様に発熱している可能性がありますので、すみやかにご利用を控えて修理屋さんなどで交換をお願いしてください
画面のちらつきがある場合も要注意
イヤースピーカーの部位に異常が場合では、まれに画面もちらつく症状になるケースがあります。これはカメラセンサーを経由して本体基盤のバックライトが感電している可能性もありかなり危険です。
最悪の場合は基盤の交換となりますので違和感を感じましたら最寄りの修理店にご相談してみて下さい。