iPhoneの容量がパンパンで写真がゼロに
最近では修理だけではなく不具合のお問い合わせも多いiPhone6シリーズ、今回は写真を数千枚所持していた方が「写真がすべて消えてしまった」とのご相談を頂きました。これは一体どういうことなのでしょうか。
フォトライブラリの写真が消える理由
フォトライブラリ内部のが消える問題としては「見た目」が消えているだけであり、この際iPhoneでは「写真」という扱いになっておらず「その他」という扱いとなっている様子であり、フォトライブラリの容量が本体メモリの半分を超えるとオーバーフローしてしまうという現象です。つまりどうすれば良いかと言うと「他のアプリを消すだけではフォトライブラリは復活しません」ので以下の内容をお試し頂ければ「なんとかなるかも」しれません。
2.「設定」-「一般」-「iPhoneストレージ」を開いて容量が表示されたら戻る
3.「設定」-「画面表示と明るさ」-「自動ロックを[なし]に」
4.フォトライブラリで写真が表示されるまで待機
5.写真が少しずつ増えてきた場合は充電しながら放置
6.フォトライブラリで「最近削除された項目」を全て削除
かなり力技となりますが、フォトライブラリが表示されない状況ではPCやMacに接続を行っても写真はバックアップは行えないため、何とか表示させる事が大事になります。つまり出来ることは上記のような地味な方法でしか無いのです。因みに「最近削除された項目」を全て削除する方法はこちらのりくまろぐさんのブログを参考にさせて頂きました。
バッテリーの劣化も原因に?
他に改善できた事となれば、iPhoneでは劣化したバッテリーはパフォーマンスが低下するとの情報がある事から、バッテリーの交換を行い改善が行えたケースもありました。因みに劣化具合としては残量74%程度でしたが、これだけでも十分にiPhoneは劣化している事になりますので、最寄りのiPhone修理屋さんにお願いしてバッテリーの交換をお願いしてからフォトライブラリの確認を行うのも良いかもしれませんね。
またiPhoneの容量不足だけでは判断が行えない今回の問題は、回避策としてフォトライブラリは3000枚を超える様子であればでGooglePhotoやAmazonPhotoの様なオンラインストレージサービスを利用したり、PCやMacにバックアップをされる事を強くおススメします。
最後に、どうしてもフォトライブラリから写真が復活しない場合は一度iPhoneをPCのiTunesで暗号化を付けてバックアップを行ってから、PCデータ復旧ソフト経由でiTunesで保管したデータを解析してみては如何でしょうか。