
今回はですね、ちょっと身内の話になります。あまり書くかどうか迷ったんですが、これはこれで「今の時代っぽい話」だなと思ったので、記録として残しておこうと思います。
私には弟がいまして、現在は屋根板金の仕事をしています。いわゆる建築板金業ですね。今は代表として現場も経営も見ている立場です。
うちの実家は、もともと屋根板金工業をやっておりまして、今は店舗が2つ並んでいます。ひとつが私のやっているパソコンサポート。そして隣が、弟のやっている屋根板金の会社です。兄弟で分業。業種は違えど、同じ敷地内でそれぞれ仕事をしている、という少し珍しい形です。
屋根だけじゃない仕事が、どんどん増えていく現実
最近の弟の話を聞いていると、屋根板金だけではなく、壁、サイディング、シャッター交換など、仕事の幅がかなり広がってきているようです。
なぜかというと、ここ数年で損害保険会社からの依頼が増えてきたとのこと。
台風や雪害、風害。そういった自然災害が増えたことで、「修理+保険対応」ができる業者の需要が高まっているんですね。
結果として、「屋根屋さん」ではなく、「建物外装を幅広く見られる業者」として仕事が舞い込むようになった。これは正直、経営的にはかなり良い流れだと思います。
そして突然やってくる、新規事業の相談
そんな中で、弟から相談がありました。
次に始めたいのが、不要品回収、生前整理、遺品整理といった分野。
これもまた、今の時代背景を考えると需要が高い分野です。屋号をどうするかはまだ未定ですが、屋根板金とは分業する形で事業を展開していきたいとのこと。
で、ここからが本題です。
「ホームページ2つ作ってほしいんだけど」
弟から、ふらっと言われた一言。
「ホームページ、2つ作ってほしいんだけど」
感覚的にはですね、唐揚げ弁当を2つ頼むくらいのテンションです。
一瞬、頭が止まりました。もちろん理由は分かります。今はもう、補助金、助成金、各種申請において、
- 屋号
- 登記
- メールアドレス
- ホームページ
これらが揃っていないと、審査すら通らないケースが増えています。ホームページは、もはや名刺。会社の「最終的な入口」であり、デジタル上の看板です。
必要なのは分かる。でもですね。
要望のハードルは、想像のはるか上をいく
「動画が流れるやつがいい」
「コンセプトはこうで」
「今風で」
「かっこよく」
えっ、マーベルの新しいヒーローのコト?みたいな──情報、写真、動画、何一つ揃っていない状態で、です。一般のお客様でも、見積もり段階で「プロット作ってほしい」と言われることはありますが、うちはホームページ制作会社ではありません。
正直に言います。
兄弟だからこそ、正当な金額を請求しづらい。
これ、皆さんも経験ありませんか?親族相手に、きっちり商売価格で請求できる人って、そんなに多くないと思うんです。
それでも、私が作るホームページは異常に速い
これは自慢というより事実です。私が作るホームページ、むちゃくちゃ速いです。
だいたい4時間くらいで形になります。なぜか。私も時間がないからです。ヒアリングを重ねる余裕もない。完璧を目指す余裕もない。
だから、スピードと妥協が入り混じった状態で、「まず出す」ことを優先します。最近はAIもありますし、有料テンプレートも山ほどあります。それらを使って、最低限「通る」環境を作る。
それでも、満足されない現実
不思議なもので、
- 妥協して作っても
- 時間をかけて作っても
満足されないことは、普通にあります。ホームページ制作というのは、本当に難しい仕事です。なぜなら、今の時代、ホームページは「打ち込み作業」ではなく、ほぼセンスだから。
ブロックを並べるだけで完成してしまう分、感性の差がそのまま仕上がりに出ます。私は正直言って、IllustratorもPhotoshopも使えません。Canvaが限界です。
それ以上のチューニングは無理。
それでも期待されてしまう。これが、身内案件の一番しんどいところです。
人の体は一つしかない
ネットワーク構築
パソコン修理
現場対応
日々の業務
その合間で、
- 新店舗のネットワーク
- パソコン導入
- ホームページ
- デザイン
全部やってほしいと言われる。
正直、無理です。
体は一つ、時間も有限。
だから私は、キャパを超える前に、文章にすることにしました。
AIに整理させて、状況を伝えるという選択
最近は、ChatGPTなどを使って、
- 今やっていること
- これからやること
- できないこと
これを全部文章にまとめて、そのまま弟に送っています。感情を挟まず、事実だけを並べる。
これ、意外と効きます。
春先は、別の意味で繁忙期になりそうです
というわけで、春先はまた違った意味で、私の中では繁忙期になりそうです。
このカオスな状況、もしかしたらまたブログに書くかもしれません。
あまり愚痴にならないよう、できれば面白おかしく。その時はまた、お付き合いください。
それでは、また。














