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社会人がプラモデルを楽しむには?予約争奪戦と「積みプラ」との向き合い方をダラダラと考える

ガンプラ2023

パソコン修理屋のかたわら、プラモデル作りにささやかな喜びを見出している筆者です。今回は「プラモデルが作りたいのに作れない!」という、社会人モデラーなら誰もが抱えるモヤモヤについて、実体験を交えながら語ってみたいと思います。

半年前から予約しても買えない!? 絶対に転売屋でしょ?

皆さん、最近プラモデルって手に入りにくくなってませんか?

私の近所にある、ずっとお世話になっているプラモ専門店さん。ここでは半年以上前から予約をしても、すでに「十人待ち」状態。張り紙には「店頭販売はありません」と大きく記載されていて、その人気ぶりに驚かされます。

こうなってくると、どうしても頭をよぎるのが「転売ヤーの影」ですよね…。本当に欲しい人に届かないこの状況、モデラーとしてはやるせない気持ちになります。

穴場発見!? マジで驚いたぁ

そんな中、最近ふと立ち寄った別のお店で、プラモデルの新規取り扱いが始まったことを知りました。しかもそのお店、知名度がまだ低いのか、人気キットが“2点も”店頭に普通に並んでいたんです。

発売2日後でマチュが2個はマジで驚きました

これ、完全に「穴場」じゃないですか?

こうした情報はSNSや口コミより、実際に足で探す方が早いのかもしれません。やっぱり、“地元密着”の勘って大事ですね。

「積みプラ」は悪じゃないっす

私はプラモデルのコレクターではなく、ビルダーです。買う目的は、作ること。…のはずなのに、現実にはなかなか手がつけられないことも多く、気がつけばどんどん積まれていく…。

これが、いわゆる“積みプラ”。

世間では少しネガティブな響きがありますが、私はこう思っています。「積む=楽しみに取っておいている」だけの話なんです。

ただし問題は、「作れる時間が取れない」こと。パソコン修理業が繁忙期に入ると、帰宅してからプラモを作る気力が湧かない日々が続きます。心の中では「作りたい、完成させたい、飾りたい」と燃えているのに、身体が動かない。これは本当に辛いですね…。

プラモデルの集まりにも行けない悲しさ

少し前に、地元のプラモ好きが集まるイベントに誘われたことがありました。1度だけ参加できたものの、以降はどうしても仕事の時間と被ってしまい、参加できずにいます。

「無理すれば行けるんじゃ?」と思われるかもしれませんが、実際には閉店作業や急な修理対応が重なると、とてもじゃないけど時間が捻出できません。

人と一緒に作る楽しさ、情報交換の面白さ…それを味わえないのは、正直さみしいものです。

時間の使い方は永遠の課題、でも諦めないゾ

学生の頃は時間がたっぷりあったのに…なんて思うのは、きっと誰もが同じでしょう。でも、社会人になった今だからこそ、限られた時間の中でどう趣味と向き合うかが大切だと思うのです。

今の私は、仕事の合間や休日に少しずつ「積みプラ」を崩していく、そんなペースで楽しむしかありません。でもそれでいい。情熱さえ持ち続けていれば、きっとまた作れる日が来ると信じているから。

プラモデルは「今すぐ作らなくてもいい」最高の趣味

「社会人になってからプラモデルを作る時間がない」そんな悩みを抱える方は少なくないと思います。でも、だからこそお伝えしたいのは――

プラモデルは、待っていてくれる趣味です。

積んでしまっても、また再開すればいいんです。
自分のペースで、一つひとつを丁寧に組み上げる。
それこそが、プラモデルの本当の楽しさではないでしょうか。

これからも、忙しい日々の中でも“自分だけの模型時間”を大切にしながら、穴場を探しつつ、少しずつ積みプラを崩していこうと思います。