Apple Special Eventはコンテンツだらけで終わる
もうあのワクワクするような基調講演は観られないのでしょうか。iPod、iPhone、iPadと、様々な商品を世に送り出してきたアップルが、基調講演となるスペシャルイベントでコンテンツだけの発表で終わりましたね。iPhoneSE2が出るのではないかとの予想も見事にハズれ、残念というか期待はしていたものの、想定していた結果となったというか。
もうアップル製品を買わなくて良いよとのジョークも入り混じりながらの新サービスの発表は、中国製のAndroid製品を驚異に感じたのでしょうか。今後はサービスで生計を立てる様子が見て取れる内容であり、確かに物理的な商品は国との摩擦によって不買運動の餌食にもなりませんよね、いやぁ・・・良い経営方針だと関心してしまいました。
ですが、なんだか寂しいんですよね、マイナーチェンジばかりのApple製品はそこそこ売れますが、新製品がほとんど登場して来ないのは。もうこうなったらアップル信者向けに建て売りの「iHouse」とかの一軒家をハウスメーカーに委託して作らせれば良いんじゃないですかね。
アップルカードは日本では流行らない
今回唯一のハードウェアとして「アップルカード」が登場。これはチタン製のクレジットカードなのですが、マスターカードとゴールドマン・サックスが提携して発行されるようですが、ApplePpyでお買い物ごとに2%のキャッシュバックがあるそうですが、インパクトは低いです。
理由としは日本のクレジットカードでは楽天カードが強く、キャッシュバック率に関しては電子マネーの方が魅力的。そんな中でAppleはアメリカのApplePayの利用率を増やしたいとの事で発行するものなので、日本としては無縁なものになる可能性が非常に高い。もし、日本でアップルカードは提供開始になった場合は、間違いなく持るのはアップル信者だけだと思われます。
アップルアーケードは多分コケる
「アップアーケード」がこの秋リリースされるようです。価格は未定となっているそうですが、課金なしのゲームを提供するそうです。簡単に言えばインディーズゲームのようなクオリティをプロのゲームクリエイターに委託して制作させるようです。うーん・・・だれが遊ぶのでしょうか?
もし仮に月額540円だったとしても、ユーザーが求めているのは課金なしのやり放題のゲームではなく、課金ありでも、買い切りでも、ビックタイトルをiOS独占で提供を行えば良いだけだと思うのです。ともあれ、実際にサービスが登場してみないとわからないところですが、このサービスには現在では魅力を感じておりません。
他にもニュースコンテンツやAppleTV+など、既に存在しているコンテンツをAppleが提供を開始するとの事で、現状で雑誌を読むのであれば「dマガジン」が雑誌の数も豊富で、動画配信は「ネットフィリックス」が膨大な数の映画などろ揃えている事から、アップルが入る隙はもう無いような気がします。
個人的にはすべて無償で提供すうるのであれば肩を並べる事が出来るのではないかと感じますが、既に課金と謳っている事から、提供前からこのオワコン臭が漂うコンテンツ祭りだったような感覚でした。